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2018.12.14column

毎日新聞に「目玉の松ちゃん・尾上松之助 活動写真デジタル資料館」と16日の『忠臣蔵』上映会について載りました!

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今日の毎日新聞京都版に、日本最初の映画スター「尾上松之助」(1875~1926年)に関して書いていただきました。昨日の京都新聞同様、大きな扱いで、大変嬉しいです。当館のことにも触れてくださり、16日松之助最晩年の『忠臣蔵』(1926年)を活弁付で上映することもご紹介いただきました。

この『忠臣蔵』のお話を、今の若い人たちは知らない人が多いそうですが、少し前までは毎年恒例のようにテレビや映画でやっていた日本人が大好きなお話の一つ。奇しくも今日12月14日は、「四十七士討ち入りの日」という『忠臣蔵』ゆかりの日。今から316年前の1702(元禄15)年12月14日、赤穂浪士47人が、本所の吉良上野介義央(きらこうづけのすけよしなか)邸に討ち入りし、主君浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)の仇討を成し遂げました。『忠臣蔵』はこの事件を描いています。

記事にもありますように、尾上松之助について、立命館大学アート・リサーチセンターでのデジタルアーカイブ化は昨年から始まり、今年6月15日に第1弾公開が実現するまで、松野吉孝さんは、自転車1台を壊してしまうほど衣笠にある同大学に自宅から日参して入力作業に没頭されていました。そして、12月7日に第2弾として前掲『忠臣蔵』スチール写真などをデジタル化して公開。立命館大の先生方のご協力も得ながら、コツコツと作業を続けておられる松野さんの姿勢に本当に頭が下がります。この作業はまだまだ続き、記者さんの問いかけに答えておられるように、松之助100回忌を迎える2025年までには終えたいとのお考え。健康に気を付け乍ら、順調に進むことを願っています。

16日の上映会につきましては、12月1日付け赤穂民報と12月8日日経新聞夕刊でも掲載していただきました。こうした応援のおかげで、「尾上松之助」「池田富保監督」『忠臣蔵』のことを知って貰う機会になることを嬉しく思っています。この『忠臣蔵』(1926年)を作った池田富保監督の初めての展覧会は、12月27日迄開催していますので、この機会にご覧いただければ幸いに存じます。

【後日追記】

2019年1月9日朝日新聞第2京都面に掲載されましたので、追加掲載しておきます。

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