おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2017.10.04infomation

京都国際映画祭2017は10月12~15日に開催。今年のキャッチコピーは「京都三泊四日。」

先ごろ京都国際映画祭2017のスケジュールが公表されました。受け取った案内状には、以下の文言が書いてあります。

…「京都国際映画祭」は、「京都映画祭」から引き継いだ伝統と志を胸に、「映画もアートもその他も全部」をテーマとした映画祭として、皆さまのご理解とお力添えのもと、三年にわたり実績を重ねて参りました。四回目となる今回の開催におきましては、キャッチコピーを『京都三泊四日。』といたしました。京都国際映画祭は「映画もアートもその他もぜんぶ」だから、開催期間の4日間、京都に住む人も来る人もこの街をまるごと楽しんで欲しい、そんな気持ちを込めています。京都の皆様、京都を愛する皆様と一緒に楽しみ、参加し、新たな文化を創り上げることを目的として、京都の魅力を全世界に向けて発信し、未来へとつながる映画祭を目指して参ります。」…

期間中は、京都市内だけでなく広範囲にわたった会場で多彩に展開されますので、どうぞ皆さま、お誘いあわせてお越いただき、お楽しみくださいますよう、心からお願い申し上げます。

当館は、「京都映画祭」から引き続きサイレント映画/クラシック映画を担当させていただいていますので、関係する催しを順次以下に紹介させていただきます。

10月13日(金)大江能楽堂(京都市中京区橘町(押小路通)646

映画探偵が発掘した映画たち~「私のパパさんママがすき」発見=11:00~12:40

「魂を投げろ」「自来也」「黒白双紙」「私のパパさんママさんがすき」

〈上の写真は、新発見の「自来也」(1925年、池田富保監督)〉 

活弁:片岡一郎、演奏:上屋安由美、解説:高槻真樹(歌唱:大森くみこ)

伝説のコメディエンヌ~麗しのハリウッドの大スターたち=13:50~15:30

「優雅な水遊び」「デブ嬢の海辺の恋人たち」「危険な娘」「固唾を呑んで」

〈上の写真は、「危険な娘」(1916年、クラレンス・バジャー監督)。大女優となったグロリア・スワンソンのロマンチック・コメディ〉

活弁:坂本頼光、演奏:坂本真理、解説:新野敏也

最強のコメディ特集~喜劇映画アラカルト=16:30~18:00

「ペギーのお手柄」「イカサマ野郎」「モロッコ製の女給」「ポリドールVS.日本人」「最強自動車レース」

〈上の写真は、「イカサマ野郎」(1928年、アーヴィッド・E ・ギルストーム監督)〉

演奏:谷川賢作、渡辺亮、効果音と解説:新野敏也

13日の金曜日(ホラーと怪談映画)=19:10~20:35

「播州皿屋敷」「オペラ座の怪人」

〈上の写真は、「播州皿屋敷」(1929年、賀古残夢監督)。怪談ものの珍品〉

活弁:片岡一郎、坂本頼光、演奏:鳥飼りょう、坂本真理

10月14日(土):大江能楽堂

こどもから大人まで楽しめるカツベン!=12:00~13:20

おもちゃ映画de玉手箱=「茶目子の一日」「魔法のランプ」「自来也」「極楽うるさいヤツら」

〈上の写真は、「極楽うるさいヤツら」(1928年、エドガ―・ケネディ監督)。ローレル&ハーディのボケと突っこみ、サイレント大漫才!〉

活弁:大森くみこ、演奏:鳥飼りょう、上沼健二、解説:太田米男

伝説のコメディエンヌ 喜劇の女王メ―ベル・ノーマンド=15:00~16:15

「恋は泥沼」「強敵」「デブと海嘯(ファッティとメ―ベルの漂流)」

〈上の写真は、「デブと海嘯(ファッティとメ―ベルの漂流)」(1916年、ロスコ―・アーバックル監督)。映画祭ではおなじみのファッティとメーベルの大活劇?〉

活弁:澤登翠、演奏:柳下美恵、解説:いいをじゅんこ

活弁グランプリ=活弁女王は誰だ!=18:00~19:30

指導と審査:片岡一郎、山内奈々子、よしもと芸人

10月15日(日)=大江能楽堂

錦影絵=12:00~13:20

「春朧花機巧に壁くぐるとは(はるおぼろはなからくりにかべくぐるとは)」「花輪車(かりんしゃ)」

〈上の写真は、「春朧花機巧に壁くぐるとは」の一場面〉

公演:錦影絵池田組

伝説のコメディエンヌ~女王メ―ベル・ノーマンドPart2突貫レディ=15:00~16:40

「水の妖精」「臨時雇の娘」

〈上の写真は、「臨時雇の娘」(1923年、F・リチャード・ジョーンズ監督)。ライオンにも負けない突貫レディ〉

活弁:山崎バニラ、演奏:坂本真理、解説:新野敏也

☆アニメーション映画=よしもと祇園花月(京都市東山区祇園町北側323 祇園会館内)

 日本のアニメーション百周年記念作品「9爺一助☆新畫帖」「9爺+1のナントカ天国」=15日(日)10:00~11:20

一色あづる、大井文雄、きらけいぞう、島村達雄、鈴木伸一、西村緋禄司、ひこねのりお、福島治、古川タク、和田敏克

〈上の写真は、古川タクの「天国前―My Heavenly Path-」(2016)〉

連携企画として、当館で「G9+1プロジェクト原画展」=4日(水)~14日(土)を開催。

☆京の映画:元・立誠小学校(京都市中京区蛸薬師通河原町東入ル備前島町310-2)

京都市民憲章制定から60年「京都ニュース」~60年前の京都=10月12日(木)~15日(日)11:00~19:00

「京都ニュース」につきましては、別に新着情報で紹介していますので、お読みいただければ幸いです。

 

以上、たくさんの皆さまに参加いただいて賑々しく、楽しく繰り広げます。

ご来場を心よりお待ち申し上げます。

 

 

 

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