2023.03.02infomation
3月26日開催「京の活動写真 下鴨映画祭」の記録映像を1週間限定で無料公開‼
整備が進められていた鴨川「葵公園」が3月25日に開園される運びになりました。ここには「目玉の松ちゃん」として親しまれていた日本最初の映画スター「尾上松之助」の銅像もあります。そのずっと北には、かつてたくさんの映画が作られた「松竹下加茂撮影所」があり、今年は100周年の節目を迎えます。
このことを記念して、3月26日「京の活動写真 下鴨映画祭」が京都府立文化芸術会館で開催されます。文化庁の協力を得て、尾上松之助遺品保存会主催、京の活動写真下鴨映画祭・運営委員会共催で盛大に行われます。尾上松之助遺品保存会松野吉孝さんの大変な尽力で大勢の団体・個人のご協力を得て開催されますことを、まずはお慶び申し上げます。
登壇者は今までみたこともないような豪華な顔ぶれ。東西で活躍する7名の活動写真弁士と6名の和洋合奏団の皆様方です。特別上映されるのは4作品。製作年順であげると①日活京都で撮影された『豪傑児雷也』(1921〈大正10〉年、牧野省三監督、尾上松之助主演)②この度発見された『落花の舞』(1925〈大正14〉年、池田富保監督、尾上松之助主演)の検閲カットされた場面約5分③当館で見つかって大きな話題になった『(実録)忠臣蔵』(1926〈大正15〉年、池田富保監督、尾上松之助主演)④松竹下加茂撮影所で撮影された『鳥辺山心中』(1928〈昭和3〉年、冬島泰三監督、林長二郎(後の長谷川一夫)主演)です。
3月26日は関係者のみで、一般の方はご覧になれませんが、当日の様子を記録した映像を4つに分けて4月16日12:00~23日23:00の期間中に無料配信されます。なお、当日は「オープニング」部門で、西脇隆俊京都府知事からのビデオメッセージも披露されます。立派な講師の先生方に交じって連れ合いが話すのが恐縮ですが、活弁上映だけでなく、ご挨拶と講演もどうぞご覧ください。視聴されるには、下鴨映画祭公式サイトhttps://shimogamoeigasai.com/へアクセスしてください。期間中は随時ご覧いただけます。お知り合いにもお知らせいただき、一人でも多くの方にご覧頂ければ幸いに存じます。どうぞ、宜しくお願いいたします。