2024.07.06column
もうすぐお盆、木彫り人形「盆の釜あけ」を飾りました!
昨日の朝、9月28日までのチラシ数種類を各所へ発送する作業を終えてヤレヤレ。この作業がなかなか大変で、イベント内容によって送り先を考えたり、枚数を調整したりしているので手間暇がかかります。毎回同じようにするのが効率的に良いのでしょうが、少しでも関心ある人に届けたいと努力を重ねています。ヤマト運輸がDM便を廃止した影響は小さな団体である当館にとっては大きな問題で、何とか費用負担を大幅増にすることなく広報に努めたいと四苦八苦の日々です。今やネットが中心にならざるを得ませんが、それでもまだまだ紙のチラシを手にして情報を得る人も多いでしょうから、そういう人たちにも届いて欲しいと願いながら取り組んでいます。
発送を終えたあとで息抜きに出窓の人形を入れ替えました。平安 永田一行作の木彫り人形「盆の釜あけ」。旧暦の正月16日と7月16日の藪入りには、地獄で罪人を煮えたぎらす大釜もあいて、閻魔大王配下の鬼の獄卒たちも仕事を休みます。殺生がないので人々の表情もヤレヤレ。8~9月は団扇展をしますが、人形たちも団扇を手にしていますので、ピッタリかと。来場の折には、この人形もご覧下さいね。
ご案内した今後の催しは次の通りです。
◎7月26日19:30~20:50、カンデオホテルズ京都烏丸六角レセプション棟2階ラウンジ。
映画『祇園祭』(日本映画復興協会、1968年)を考えるシリーズ6。タイトルは「『祇園祭』物語をめぐるメディアミックス創作」。研究者2人の発表と幻灯『祇園祭』上演。総括は高木博志・京都大学人文科学研究所教授。1500円(学生と同ホテル宿泊者は1000円)。先着12人(予約優先)。
◎8月1日~9月29日(月・火曜休館)10:30~17:00、当館。永本ツカサコレクション展『団扇を彩る銀幕のスターたち』。入館料:高校生~大人500円、中学生300円、小学生以下無料。
◎8月18日、映画『沈黙の50年~国から子どもをつくってはいけないと言われた人たち~』上映。
第1部=10:00~正午▽第2部=13:00~15:00▽第3部=16:00~18:00▽第4部=19:00~21:00。
各回先着25人、事前予約制で1500円(当日清算)。当日空きがあれば2000円で入場可。※第1部は既に満席です。なお、当日の見学は休みます。
主催:聾宝手話映画、共催:優生保護法による被害者とともに歩む京都の会(仮)、後援:おもちゃ映画ミュージアム、共に生きる会。
◎8月19日19:00~20:30、トークセッション&ワークショップ「ラジオ体操百年・三代の記憶―初代ラジオ体操を現在に-」
講師はトークセッション:崎田嘉寛・北海道大学大学院准教授、ワークショップ:㈱RiToLu代表取締役当山倫子さん、コーディネーター:北海道大学大学院苫米地里香さん。
20人(予約優先)。動きやすい服装でご参加下さい。高校生~大人1000円、中学生500円、小学生以下無料。
◎8月23日19:30~20:30、カンデオホテルズ京都烏丸六角レセプション棟二階ライブラリー。
無声映画上映会12「最近発掘された震災を中心にした映像特集」。先着12人(予約優先)。1500円(学生と同ホテル宿泊者は1000円)。
◎9月7日14:00~15:50、当館。「チャップリン短編映画大会」。活弁:大森くみこさん、演奏:天宮 遥さん。『チャップリンの冒険』ほか。
先着25人。2000円。申し込みは、主催者のチャップリン研究家河田隆史さんまで。shouko5d@hera.eonet.ne.jp
◎9月28日14:00~16:00、当館。榎本健一生誕120年、笠置シヅ子生誕110年記念「秋のSPレコードを聴く会」。当館所蔵THORENS PLESTIGEで名曲レコードの数々を聴きましょう。
先着25人(予約優先)。2000円。出演は『SPレコード博物館』著者の保利 透さん(ぐらもくらぶ)。
以上です。関心がおありの催しがございましたら、ぜひ早い目にご予約をお願いいたします。会場でお会いできますことを楽しみにしております。