2025.07.22column
今夜10時、NHKBS「国際報道2025」で紙フィルムについて放送されます‼
7月3日紙フィルムツアーについて書いたブログで、当館でも6月23日に取材があったことを書き、その番組放送日が決まったらお知らせすると書いていました。/blog/column/27858.html。目まぐるしく変わる世界情勢の中で、予定より遅れて7月末ぐらいに放送されるだろうと番組のディレクターさんから聞いておりましたが、先ほど、Xの書き込みで知った友人が、「今夜ですねぇ~」と教えてくださったので、今夜10時から放送とわかりました。
それで急いでお知らせです。紙フィルムについて「国際報道2025」で放送されるのは、今夜10:00~10:45です。https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/episode/te/GNW6MP8R7J/
このサイトには「紙フィルム」の文字がかけらも載っていませんが、担当のディレクターさんに確認したところ、確かに今夜10時から「紙フィルム」について放送されるとのことです。凄くお忙しくされているようなので、特集のタイトルもまだ連絡がありませんが、先ずは録画予約しました。再放送は総合テレビで23日早朝4:15~5:00。ご都合よければ、ぜひご覧ください‼
偶然ですが、今朝、イタリアの映画監督ロベルトさんが、この度のNHK特集の主人公であるアメリカのバックネル大学エリック・ファデン教授がアメリカの雑誌『Notebook』に“The Japanese Paper Film Project”について執筆された記事を見つけたのでシェアすると送ってくださいました。
ロベルトさん(下掲写真右)はドキュメンタリー映画とフィクション映画をつくっておられます。5月5日にベルギーのブリュッセルからお越しのクリストフさん(向かって左)と一緒に来館。
その折のことは、こちらで書いております。クリストフさんは、ベルギー王立映画アーカイブでサイレントフィルムのキュレーターをされています。お二人に、紙フィルムについて説明したのを覚えてくださって、ロベルトさんはアンテナを張って私たちの役に立てるようキャッチした情報を教えてくださったのです。その優しいお気持ちが嬉しいです💗 この『Notebook』掲載記事については存じませんでしたので、エリック先生の手描きのイラストなどを興味深く拝見しました。

上掲新聞記事は、COVID-19の間に開発した「きょうりんりん」を持参して、紙フィルムのデジタル化に取り組まれる2023年6月のエリック先生。それから毎年6月に来日して多くの紙フィルムをデジタル化して保存されました。その活動の様子を追った番組です。
NHKのディレクターさんが、どことどこで取材されたのかまではわかっていませんが、 “The Japanese Paper Film Project”に関わりある人たちや場所、それに映像なども映し出されることでしょう。1932年に考案された日本独自のメディアですが、戦争のために短命に終わってしまった「紙フィルム」。その面白さに嵌ったアメリカのメディア考古学者の頑張りによって、安全で綺麗な状態で見ることができます。エリック先生とその仲間たちが考案したデジタル化するための機械「きょうりんりん」と最適な画像を取り出すソフト開発によって、誕生から5~6年と短命に終わった「紙フィルム」の存在が約90年を経て、広く知られることになりました。
まだまだ「紙フィルム」のコレクターさんがおられるのは確かです。そうした方たちにぜひ番組を見ていただいて、後世に残すために協力を申し出てくださることを心より期待しています。


