おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2025.10.28column

当館も少々関わる2つの展覧会

当館も少し関わる展覧会を2つご案内します。

今年は映画が誕生して130年になるということで、京都府立京都学・歴彩館で、下掲リストに掲載されている資料が紹介されています。

12月9日まで。休館日などは前もってご確認ください。公式サイトはこちらです。https://rekisaikan.jp/

もう一つは、宮崎県児湯郡高鍋町の高鍋町美術館で11日から始まった「小室一郎展」です。

初日に訪問された籾山幸士さんから会場に掲げてあったパネルを撮った写真が届きました。もったいなくも、私の名前と「おもちゃ映画ミュージアム」の2つも謝辞の部分に含まれていて、こちらこそ感謝です(なお、小室夫人のお名前は美保子さんで、籾山さん写真撮影後に修正されたそうです)。

12日付け宮崎日日新聞に早速展覧会の記事が掲載されました。

記事によれば、担当の青井美保学芸員は10年も前からこの企画を温めて調査してこられたとのこと。その熱意にこそ拍手を送ります👏👏👏努力が実って何よりですね、おめでとうございます㊗ 

思い返すと随分前に、青井さんから持永只仁さんについて問い合わせをいただきました。ネット検索で、2017年11月に当館で持永只仁展をしたこと、2018年11月に中国の北京電影学園で開催された持永只仁展について私が書いたブログをお読みくださってのことだろうと思います。その後、人形たちが佐賀大学で保存されることになり、青井さんに佐賀大学の角 和博教授(現名誉教授)をお繋ぎしました。今回の展覧会で私は何もしていないので名前を書いてくださったことに小さくなっていますが、少しでもお役に立てたのでしたら嬉しいです。

今日青井さんから「夕刊デイリー新聞社さんが 会場の様子を撮影してYouTubeにアップしてくださいました」と連絡がありました。それが、これ。

本当は見に行きたい気持ちでいっぱいなのですが、年々仕事が遅くなり、いろいろたまっているので遠くまで観に行くことができず、本当に残念で仕方がありません。でも、こうやって展示の様子を見ることができるので嬉しいです。

ミュージアムでは、入ってすぐのところに大きな上掲のポスターを掲示しています。つい先日アメリカからお越しになったお客様は、そのポスターをご覧になって「小さい頃から『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』をいつもクリスマスに見て育ちました」と仰いました。それは、持永さんのご息女伯子さんから、よく聞いていた話でもありました。この話を青井さんに伝えたところ、「本当にアメリカ全土で放送されていたのだなぁと感慨深いです」と喜んでくださいました。

ご協力者様には、角先生やご縁がある人形劇の図書館さん、他にも多くの団体や個人のお名前が載っています。これらの方々のご協力と青井さんの熱意で成った今回の展覧会。貴重な機会ですので、ぜひお出かけください。開催は11月9日まで。公式サイトはこちら。https://www.town.takanabe.lg.jp/museum/939.html

記事検索

最新記事

年別一覧

カテゴリー