おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2016.11.07column

京都国際映画祭2016クロージング

 10月16日で閉会した京都国際映映画祭2016は、21か所を会場に賑やかに開催され、約28万人の来場があったそうです。映画祭のWEBを見ると、当館も連携企画「チャップリン・ポスター展+小津安二郎と松竹蒲田のモダン手描きポスター展」として紹介していただいています。4日間とも天候にも恵まれたことも幸いでした。

16日に 当館が担当したサイレント映画部門は、11時半から、大江能楽堂で「ショート・コメディ傑作選」、13時40分からよしもと祇園花月で「おもちゃ映画傑作選」、15時から西本願寺安穏殿でチャップリンの「巴里の女性」が上映されました。発券機のトラブルでお客様の入りをとても心配した大江能楽堂での催しは、最終的にはたくさんのお客様で埋まり、心底安堵しました。

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「ショートコメディ傑作選」と「おもちゃ映画傑作選」に出演された皆さん。前列中央の司会を担当された田口トモヒロさんの右に大森くみこさん、左に片岡一郎さん。二人とも活動写真弁士。中腰の右が喜劇映画研究会代表の新野敏也さん。新野さんには、来年1月15日に「電撃光線!はらはらドキドキのコメディ映画史」を開催していただきます。後列は演奏家4人。右から藤代敦さん、鳥飼りょうさん、益子侑さん、上屋安由美さん。能楽堂に合わせて、4人が着物姿。みなさん素敵です。晴れやかな笑顔が、満足感を伝えていますね。

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夕方6時から、京都ホテルオークラ4階「暁雲」で行われたクロージング。司会は木村祐一さんと武内由紀子さん、英語通訳はロバータさん。オープニングパーティー同様、約150人ものお客さまが会場にお見えでした。

写真は向かって右から、黒澤映画スクリプターの野上照代さん、映画評論家の佐藤忠男さん、総合プロデューサーの奥山和由さん、スペシャルゲストの高島礼子さん、京都市長の門川大作さん、この後乾杯の発声をされた京都映画祭実行委員会名誉委員長の中島貞夫監督、同実行委員会委員長の中村伊知哉さん、この式典で発表された三船敏郎賞を受賞された阿部寛さん、阿部さんが首に巻いている副賞のスカーフをデザインしたギリシャのアーティスト、ミハイル・ギニスさん、そして三船プロダクションプロデューサーの三船力也さん。

翌日のスポーツ新聞各紙は、高島礼子さんが108日ぶりに公の場に姿を見せたことばかりを書いていましたが、高島さんは本当にきれいな方で、男性でなくても目が♥ そして、審査員を代表して野上さんから名前を発表されて登壇された阿部さんには、どよめきに似た歓声が上がりました。スラリと伸びたスタイルの恰好良さ、彫の深い顔立ちに男女を問わず、目が心が♥♥♥ 賞金100万円の目録と陶芸・美術作家の近藤高弘さん作「滴のウツワ」と題したトロフィーを手にした阿部さんは、「海外の映画祭に参加すると、外国で認められることの難しさを感じる。受賞をバネにしないわけにはいかない」と受賞の挨拶をされました。

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ここのお料理は本当に美しく、美味しかったです。飲んで食べ、立石義雄・京都商工会議所会頭(オムロン名誉会長)ほか経済人、政治、行政、文化・芸術など各方面の方々とご挨拶をさせていただいたことも光栄でした。この日の出会いを次へ繋げたいと思います。写真は三船敏郎さんのお孫さんの力也さんと。

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 写真左から2人目が、きょうのよしもと社長の木村深雪さん。様々なご苦労があったことと思いますが、誠心誠意尽力されている様子に学ぶことも多い方です。

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 パーティ終了後に記念撮影。みんなが笑顔で、とっても良い表情。すでに今年の反省を踏まえて、来年に向けて動いています。来年も弾ける笑顔で迎えたいですね。皆様、本当にありがとうございました。

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