おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2016.11.24column

寄贈本の御礼と紹介

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今頃書くのも恐縮過ぎて気が引けるのですが、祇園甲部組合発行『ぎをん』10月号(2016年10月10日発行、№228秋季)に、紹介していただきました。№225号から4回にわたって、祇園にまつわる文学と映画について特集され、今回は「祇園と時代劇」がテーマ。その中で尾上松之助が出演した『忠臣蔵』と澤田正二郎出演『月形半平太』(1925年)、さらに津川雅彦と高田美和が出演した『舞妓と暗殺者』(1963年)と『舞妓三銃士』(1955年)~『舞妓はレディ』(2014年)の5本を紹介しています。ミュージアムが紹介されているのは、その特集最後の頁。ありがたいことでした。

祇園甲部の芸妓さん、舞妓さんのお名前一覧表や舞妓さんの髪形が載っていたりして華やかな雑誌です。季刊誌で無料。祇園のお茶屋さん、若しくは甲部組合事務所に行くと、在庫があれば貰えるかと思います。

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正会員でもある岩田託子・中京大学教授から、9月30日に出版された川端有子・日本女子大教授との共著『図説 英国レディの世界』をいただきました。87頁の「幻灯機」の項を担当された岩田先生は、つい先日の18日に「人形劇の図書館」館長夫妻らと調査に来られたばかり。17世紀ヒルヒャーの発明に遡る幻灯機文化は20世紀に入っても盛んでしたが、やがて映画が登場し、さらに第一次大戦で製造業者が壊滅状態になり、やがて衰退へ。

当館には、スライド=種板(一部写真掲載)もたくさんあるので、学生さんで研究して下さる人が現れたら良いなぁと先生と話しています。

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さて、今日届いたのは、平凡社から12月18日に出版される『京都を知る100章』。著名な先生方に混じって恐縮ですが、館長が「55章・映画」の項で書いています。良ければお手に取ってご覧ください。

この他、映画に関する古雑誌の資料本を正会員の櫻澤正幸さんから頂いています。皆様のご厚意に心から感謝申し上げます。

%e5%a4%a7%e9%98%aa%e3%81%ae%e6%98%a0%e7%94%bbなお、12月4日に開催する武部好伸さんの話題の本『大阪「映画」事始め』もご寄贈いただきました。面白いので、「それならば」と今回の企画を思いついた次第。日本における映画草創期の話をたくさんの映像を用いながら、わかりやすく語っていただきます。

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当日は本の販売もされ、購入された場合はサインも。この機会をお見逃しなく!皆さまからのお申し込みを心よりお待ちいたしております‼

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