2024.05.05column
第7芸術を愛する人たちと
昨日も京都は五月晴れの爽やかな天気でした。朝から次々と「毛利清二の世界 映画とテレビドラマを彩る刺青展」を観に各地からお越し頂きました。午後は雑誌の取材もあり、多少バタバタしましたが、そんな中にもいつもと変わらぬ素敵な出会いがありました。
「後院通」を歩いていて、「何だか映画にゆかりがあるところかしら?」と感じて入って下さった二人連れ。フランスのコルシカ島出身のエンジニアのアントニー・ルイさんとパリからお越しのゾエさん。とても素敵なカップルです。
開催中の刺青展も興味深くご覧下さいましたが、戦前映画のチャンバラシーンを手回しのおもちゃ映写機でご覧になって目を輝かせてくださいました。教えて貰ったゾエさんのメールアドレスには“7”の数字が入っていました。彼女が“7”を加えているわけを話して下さいました。ゾエさんはパリで映画のプロモーションの仕事をされているそうです。
1911年、世界最初の映画批評家リチョット・カニュードは『第7芸術宣言』を著しました。映画は時間芸術(音楽・詩・舞踊)と空間芸術(建築・彫刻・絵)を統合する新しい芸術として、「第七芸術」という名前を与えました。大阪の十三に「第七芸術劇場」という映画館がありますが、その名称の由来でもありますね。
ゾエさんの映画愛の深さを感じます。以前フランスのルアネックからお越しのやはり映画が大好きなLecarpentierさんとお嬢さんが同じように通りを歩いていて見つけて下さり、良い出会いがありました。その時のことはこちらの後半部分で書いています。お嬢さんのCarminaさんに翻訳していただいたフランス語の当館チラシをアントニーさんとゾエさんにお渡ししたところ、早速読んで私どもの活動内容を理解して「大事な活動ですね。そしてフランス語訳のチラシ作成も良い仕事です。今日は会えて良かったです」と仰って下さって、私も出会いを本当に嬉しく思いました。お二人は、このフランス語訳のチラシを大切に持ち帰って下さいました💗
このフランス語訳のチラシがいつできたかと過去記事を検索したら、ヒットせず💦
ブログで書きそびれていたようですが、2023年10月7日付けSNSで書いていました。それをコピペすると、