おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2025.01.15column

新拠点へ少しづつ

新拠点の床板を張り替えて貰って美しく丈夫になりました‼ 1階には重量級のオーディオセットを置いたり、重い本を置きます。

その東の和室は座卓からテーブルに替えてもらいました。座卓の時の畳に座って庭から吹く夏の風に涼むのも良かったのですが、足の悪い人も気にせずゆっくり過ごしてもらえます。

ここで、コーヒーやお茶を飲んで、おしゃべりしましょう。

明日はエアコンを設置して貰うので、大きなスクリーンの位置とのバランスを考えています。障子戸の前に遮光カーテンを下げて今使っているスクリーンを下げます。上映会や講演会などはこの部屋で座布団に座ってご覧頂きますが、椅子も用意します。丈夫な造りの家なのですが、古いこともあり、安全を考えて、定員は25名を想定しています。

従来の展示品は、この和室に連なる部屋に置こうと思います。展示棚の解体と組立は17日に。作業をして下さる宇山さんに久しぶりにお会いできるのが楽しみ。忙しい中を10年前と同様に、無理な頼みを聞いて下さり、感謝です。

今日はお二人の方に手伝って頂き大助かりでした。もしも、「手伝ってもいいよ」という方がおられましたら、ぜひご連絡ください!

それから、障子や襖の張り替えが得意な方も絶賛募集中です‼ 

春からの電話番号もようやく決まりました。075-496-8008です。あわせて、どうぞ、よろしくお願い致します。

さて、今日は新拠点で荷物の到着を待つ間に、22日アメリカのランドルフメーコン大学の皆さんが見学される折に案内しようと思っている晴明神社へ下見に行ってきました。

実は私、前を通り過ぎるばかりでお参りしたのは初めて。簡単に神社の説明を皆さんにしてほしいと依頼しに行きました。当日はドキュメンタリー映画『Toy Film Story』(仮題)のアンナ・ウェルトナー監督の通訳をして下さっている中島さんに通訳をお願いしています。「陰陽師安倍晴明」の説明は難しいだろうなと思っていましたので、言葉の壁の心配無用。片付けていたら、安倍晴明展の図録が出てきたので、それを持参しましょう。

2003年7月、京都文化博物館で開催された時の図録。タイミングよく見つかったことでもあり、晴明神社の直ぐ西に新拠点を構えられるというのもご縁があったのですね。

その帰り道、近くで素敵なお店を2軒見つけました。

最初に、店先のステンドグラスの装飾が目に留まって入った「cafe飄堂」。

アンテークな調度で落ち着いた雰囲気。お腹が空いていたのでタコライスをお願いしました。普段、食べ物の写真は載せないのですが、久しぶりに1枚。美味しかったです💗

この店で、人生初のpaypay支払いをしました。財布を持ち歩かず、スマホで全てOKという人が多い中で、今頃なのですが。オーナーさんが親切で、慣れない操作を見守って下さいました。なるほど便利。様子見をしながら導入も検討したいなと思いました。このお店をネットで検索したら、今出川駅徒歩10分。

次に、「町家紅茶館 卯晴」。新拠点の本当に直ぐ近くで、歩いていて外観が可愛らしい町家なので目が留まりました。こちらもネットで検索すると「今出川駅徒歩14分」。じゃ、うちの新しいチラシも同じように書きましょう。それにバスの便も書くようにします。「京都はバスで移動するもの、と思っている東京人が多い」と以前東京の人に教えて貰いましたから。

余談ですが、他所の地域の人が「まちや」を書く時、ほとんどの人が「町屋」の漢字を使いますが、京都の場合は「町家」の漢字です。こちらのお店も「町家」になっていますよね。

荷物の搬入待ちの間でしたから、今回はチラッと店先を覗いただけ。改めて紅茶を飲みに参りましょう。多数の美味しい紅茶を販売しておられるし、お菓子を頂いたり、食事もできるようです。定休日は木曜と金曜。

これから、新拠点に行くたびに素敵なお店を見つけたいです。22日にもう一か所ご案内しようと思っている京町家にもご挨拶に行ってきました。

「鎧廻舎・うさぎ塾」。新拠点から歩いて1分の近さ。玄関の設えが京都らしいですね。有職御鎧司の明珍阿古さんは、時代まつりなどの甲冑作りで貢献されている方のようです。きっとアメリカの学生さんたちも、ここでの体験を楽しんでくださることでしょう。普段は公開されていないのだそうですが、新拠点の家主さんの声掛けで実現できることに。このご縁も大切にしたいです。

これから先も、こうした素敵な場所を探して、点と点を結び、線が繋がって、やがて大きな楽しみの面になれば良いなぁと思います。新拠点での始まりが楽しみです。

 

記事検索

最新記事

年別一覧

カテゴリー