おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2023.04.15column

KYOTOGRAPHIEが開幕、KG+会場として当館でも写真展「carnation×reincarnation」開催‼

今日から11回目を数える京都国際写真祭「KYOTOGRAPHIE」が始まり、京都新聞でも紹介記事が載っていました。写真そのものもお勧めしますが、会場が京都らしくて、毎回それが楽しみです。今回も記事に載っている「誉田屋源兵衛」はいつも自転車で前を通るだけだったので、この機会に訪れようと思っています。同じように当館も「どんなところかしら?」と思いつつ足を運べていなかった方に、是非とも訪れて頂きたいです。

各会場の場所を示した地図もお配りしています。当館は黄色「06」で載っています。その当館で開催する写真展は、下掲チラシの通り。

出展者は若林久未来さんとアルマ・シャンツァーさんで、タイトルは「carnation×reincarnation」です。

今日は午後2時から、館長が所蔵している写真などを紹介しながら、「映画前史と写真」をテーマに話しますし、明日は11時、13時、15時の3回に分けて日光写真でアニメーションの原理が分かる光学玩具の一つ「ソーマトロープ」を作るワークショップを開催します。いずれも参加費1500円(入館料込み)です。感光剤を丸い円盤表面に塗布し、そこに花や自分の好きなものを置いて太陽に当て、それを写し出します。裏面には自由に絵を描いて両面が出来たら、左右・または上下に輪ゴムを通す穴を開け、通した二つのゴムを引っ張りながらクルクル回すと両面が合体した絵が見えます。古典写真技法のひとつ「サイアノタイプ」を用いてカメラ無しでも写る体験して貰います。

なお、今回の展覧会とワークショップなどにつきましては一般財団法人全国科学博物館振興財団の助成を受けました。誠にありがとうございます。

そして今朝、塚本学院校友会から立派な生花が届きました。若林さん(下掲向かって左)が写真学科の卒業生だったことから後援をお願いして下さったことによります。ホールに良い香りが漂い、一気に明るくなりました。塚本学院校友会様、ご恵贈誠にありがとうございます。

昨日の午後、オーストリア出身のアルマ・シャンツァーさん(上掲写真向かって右)の作品でモデルになったイラン女性二人も来館して、飾りつけ。23日14時から、彼女ら二人をゲストにイランにおける女性の自由と文化をテーマにお話を伺いながら、お茶会をして交流する催しをします。彼女たちのアニメーション作品もご覧いただく予定です。ナビゲーターはアルマさん。参加費1500円(お茶、お菓子付き、入館料込み)です。

写真の歴史や、古典技法についての説明も展示していますので、それらについても学べます。この展覧会を契機に、アンブロタイプ(湿板写真)、ヴァンダイクプリントなどにも興味を持って下されば良いなぁと思います。

開催は5月14日(日)まで。月・火曜休館、開館は10:30~17:00。なお、最終日は14時までですが、引き続きクロージング・パーティーをします。1000円(ワンドリンク付き、入館料込み)です。

皆様のご来場を心よりお待ちしております!!!!!

 

 

記事検索

最新記事

年別一覧

カテゴリー