おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2024.06.01column

6月16日(日)刺青絵師・毛利清二さんによるギャラリートークの参加者募集‼

5月1日から始まった「毛利清二の世界 映画とテレビドラマを彩る刺青展」は1か月経ちました。映画やテレビドラマで毛利さんが描いた美しい刺青は、体を使って自己表現したい人々、それを叶える彫師の人々に大きな影響を与えているのだと、お客様と話していて思います。

そんな興味深い日々が続いていますが、中でも22日来館いただいた肌絵師の田中さんは、北野武監督の映画などで俳優さんに刺青の絵を描いておられる方でした。「スワッ!毛利さんの後継者だ」と思って、勝手に嬉しくなっちゃいました💗 正直に言えば今までヤクザ映画は苦手でしたが、別の見る楽しみもあると気付かせて貰っています。

毛利清二さんにとっては、大勢の俳優さんに三日三晩寝ずに描いた鶴田浩二さん主演『博奕打ち一匹竜』(1967年)が最も印象深く、思い入れがある作品のようですが、この作品にも触れながら、多くの東映やくざ映画の脚本を担当された高田宏治さん(90)がインタビューに答えておられる記事「閉塞した邦画界を救うのは『令和版・極道の妻たち』しかない」 を今日ネットで読みました。掲載されている幾枚かの写真の最後の一枚にも、美しい刺青の絵が描かれています。洋彫りと和彫りを見比べると、それぞれの良さや技術が異なるのでしょうけど、和彫りの方が繊細で綺麗ですね。

さて、第1期最終日の6月16日(日)14~15時、刺青絵師毛利清二さん(上掲写真、94歳)をお招きして、ギャラリートークを開催します。その申し込み受け付けは6月1日からスタートします。下掲QRコードからアクセスして下さい。恐縮ですが会場が狭く、先着20名とさせていただきます。入館料1000円(当日、現金で清算願います)。特製手拭いとポスター付き2000円も用意しました。どうぞ、宜しくお願いいたします。

記事検索

最新記事

年別一覧

カテゴリー