おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2025.05.18column

日本アニメーション協会名誉会長古川タク先生ご夫妻と

5月17日の京都はあいにくの雨降り。朝から突拍子もないことが続き「はぁ、なんていう日だ」と嘆いたのですが、そんな空気を一変させてくださったお客様が東京からお越しくださいました。日本アニメーション協会名誉会長古川タク先生と奥様です。奥様とお会いするのは東京でG9+1の新作上映会があった2017年9月以来のことで懐かしいです。古川先生に京都国際映画祭でのアートアニメーション上映にご協力いただいたほか、驚き盤の展示にもご協力をいただきました。近いところでは、2月末まで私どもが初挑戦したクラウドファンディングのリターン用品にイラストを提供して頂くなど、様々な場面でお力を貸してくださった大恩人です。

最近近しい人の訃報が続いたことから、気を紛らわそうと京都にご夫妻で来京。17日は、東京のエプソンクリエイティブ赤坂で、先生が代表を務めておられるアニメーション作家グループ“G9+1”の展覧会「アニメーションのレジェンドと創る・楽しむ」が開催され、お仲間の皆さんは会場に駆けつけておられてトークイベントがあったのですが、先生は一人京都から、午前中はホテルから、午後はおもちゃ映画ミュージアムからリモートで出演されました。

「4月の引っ越しで新しくなったミュージアムを紹介するのに良い機会だ」とおっしゃって、タブレットを駆使しながら、会場におられる皆さんに当館内部の様子をご紹介くださいました。お心遣いに感謝の言葉しか思い浮かびません。

リモートでトークイベントに参加中の古川先生。背後の庭には、ちょうど咲き始めた黄色の花が彩りを添えています。

雨に濡れてしっとりとした風情の佇まいをとても気に入ってくださいました。いずれがアヤメかカキツバタか?ネットで検索したら、アヤメは花びらの付け根に網目状の模様があり、カキツバタは付け根に白い線がある。ショウブは付け根に黄色い模様があると書いてありましたが、よくわからず。アヤメ科のキショウブかしら?

館内紹介には、途中で連れ合いも飛び入りで参加。旧ミュージアムに来られたことがない参加者の方もおられた様子でしたので、今回のことで関心をもたれて、新拠点に遊びにいらして下されば嬉しいです💖その間、奥様は近くの晴明神社見学とその北にある西陣織会館での織物体験を楽しまれたようです。午後4時半ごろに無事にリモート出演を終えられて、奥様とくつろいだ様子の先生。

満面笑みの記念写真、奥様撮影。連れ合いが手にしているのは、組み立てれば16㎜フィルム缶にすっぽり収まる設計のプラクシノスコープ。このリールに古川先生がイラストを提供してくださったのですが、他にも可愛らしいリールを描いてくださることに。ご協力感謝感謝感激です。今、モノ作りが得意な橋本典久さんがプラクシノスコープ本体を制作中ですので、リールができたらこれらのリールと自分でも描いて楽しめるように1本無地のリールもセットにして販売しようと思っています。どうぞ、お楽しみになさってください💗

 

 

 

 

 

 

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