おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2023.03.10column

台湾からのお客様

昨夜一斉送信したメール文の最後に、海外からのお客様が続いて嬉しいと書いたばかりなのですが、今日も台湾からのお客様がお越しくださいました💗

日本語が上手なお嬢さんの 方 盈蓁Ying-Chenさんとお父様の 方 蘭生さん。お父様は元台湾文化大学教授でマスコミュニケーションに関する講義をされていて、岡本喜八監督や黒澤 明監督、三船敏郎さん、仲代達矢さんらが出演された映画が大好きだったそうです。写真背後に写り込んでいる名作ポスターをご覧になりながら思い出を語って下さいました。

Ying-Chenさん父子が訪ねて来て下さった理由の一つが、2016年当館を訪れてくださったWang Waiitingさんからの預かり物を届けることでした。

お会いした2016年に台湾語映画展が開催されることを聞き、私が興味を示したことを覚えていてくださって、上掲2冊のパンフレットを届けて下さったのです。お会いしてから忙しい日々を過ごされたこと、それに新型コロナウィルス感染拡大問題もありましたから忘れられても当然なのに、ずっと約束を覚えていて下さったことが、とにもかくにも嬉しいです。

上掲2冊に当館玄関を手描きしたイラストが添えられ、その裏面には丁寧な日本語で2016年の思い出と、約束の資料を友達に託して届けることが綴られていました。読みながら言葉にならないくらい「ありがとう」の思いが溢れてきました。コロナで海外の人との出会う機会が失われていましたが、私どもが開館して最初に親しくなったのが2015年7月の台北映画祭を通して仲良くなった台湾の人々だったこともあり、台湾の人々との出会いをずっと心待ちしていました💖

台北映画祭でご覧頂いたように、大森くみこさんの活弁付きバージョンのアニメーション作品集をご覧頂き、その時も持参したおもちゃ映画での映写体験もしていただきました。楽しんで頂けて何よりでした。

お話をしている中で、今日から始まった第18回大阪アジアン映画祭の紹介をしたら、『黒の教育』(2022年、クー・チェドン監督)と『本日公休』(2023年、フ―・ティエンユー監督)の話に。

映画祭事務局に尋ねましたら両作品とも好評でシネ・リーブルはチケット売り切れですが、ABCホールのチケットが辛うじて取れましたので、私一人でも見に行ってきます。いずれも海外で初上映。同映画祭は19日まで開催されます。毎年熱心なファンでどの会場も熱気にあふれていますが、今年はコロナ前に戻って、ゲスト出演もありますので、なおさら期待値UP。詳しくは公式ウェブサイトhttps://www.oaff.jpをご覧下さい‼

方さんお父様とお嬢様、お会い出来てありがとうございました。そしてお二人を繋いでくださったWaiitingさんにも御礼を申し上げます。このご縁をいつまでも大切に育みたいです。

 

 

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