おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2024.05.05column

フランス国立極東学院の刺青に関する講演会のご案内

5月4日午後は開催中の「毛利清二の世界 映画とテレビドラマを彩る刺青展」について、雑誌の取材でした。掲載日が決まりましたら、改めてお知らせします。

丁度取材の合間に、この展覧会を目的に訪ねてきてくださったのが、フランス国立極東学院教授で京都支部代表のクリストフ・マルケさんご夫妻。運よく毛利さんから直接、刺青下絵の説明を受けることが出来ました。

聞けば、昨年南フランスのニース東洋美術館で日本の刺青展が開催されていて、マルケ先生も協力されたのだそうです。

https://maa.departement06.fr/expositions-passees/tatouages-du-monde-flottant-54556.html

お話を聞いて、「ぜひその時の図録を見せて下さい」と直ぐにお願いしました。

そしてまた、今年の6月から10月まで、今度はフランスの東部ランスで開催される日本の刺青展にも協力されるとのこと。

https://www.infoculture-reims.fr/details.php?s_ev_id=29654&s_from=0&s_period=all&s_date_debut=2024-04-26&s_date_fin=2028-01-01&s_nb_results=500

さらに、さらに、6月25日18時から、明治の写真における刺青についての講演会を企画されています。

そのチラシが、こちらです。参加無料。参加希望者はefeo.kyoto@efeo.netにお申し込みをなさってください。

なお、オンラインでも参加でき、その場合は予約不要だそうです。

講演会は英語で行われますが、講師の方は日本語が分かりますので、質疑応答の時は日本語でも大丈夫だそうです。

マルケ先生によれば、たくさんの写真を見せて下さるとのこと。

同じ時期に、刺青をテーマにした催しがあることを初めて知りました。大変興味深く思い、講演会のチラシを送って下さるよう依頼しました。

当館での鑑賞はもちろん、こうした講演会にも、どうぞご参加くださいませ。

なお、今回の展覧会発起人である都留文科大学教授山本芳美先生が書かれた『イレズミと日本人』(平凡社、2016年。当館でサイン本を販売中‼)や

2021年に発表された<研究論文>「日本みやげ」としてのイレズミ : 十九世紀から二十世紀初頭における外国人観光と彫師
『日本研究』63巻 国際日本文化研究センター
https://nichibun.repo.nii.ac.jp/records/7754 でも詳しく書かれていますので、ぜひお読みください。

記事検索

最新記事

年別一覧

カテゴリー