おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2020.11.24column

新聞2紙で、催しの紹介をしていただきました‼

11月21日私が代表を務める「共に生きる会」最初の事業を無事終了しました。13時からと17時からの2部構成で「語りと映画で知る『ストーマ』のこと」を実施しました。まだ振り返りは書けていませんが、当日のお客様の反応ばかりではなく、アンケートに記入してくださった感想もとても嬉しいことばかり。一般の方にストーマへの理解を広げたいという願いは、参加者の皆様の心に受け止めて貰えたようで、実施して良かったと心から嬉しく思っています。それもこれも登壇してくださり、貴重な体験をお話しくださった声優・真山亜子さんのおかげです。ありがとうございました。

翌22日18時半から放送された『サザエさん』の「みんなで金婚式」で「松田のお婆ちゃん」役をされた真山さんの声を聞きながら、本当に大変な経験をされているにもかかわらず、明るくお話し下さった真山さんのお顔を思い浮かべていました。お茶の間で楽しく見ているその奥で、毎日沢山の薬を飲みながら病と闘っている声優さんの姿があります。真山さんには、今度はうちの映像を使って、坂本頼光さんと活弁の共演をして欲しいと夢を話しました。この夢の実現も叶えば良いなぁと思っています。

さて、催し当日の読売新聞朝刊に、12月26日に開催する「天宮遙ピアノシアターin京都2」を紹介して頂きました。

本当は横長の記事でしたので、切り貼りしました。喜劇王チャップリンが88歳で亡くなったのは、1977年12月25日。今年は没後43年。その命日の翌日に、彼を偲んで「チャップリンとアメリカ文化ーキリスト教の受容と批判ー」の演題で河田さんに講演をして頂きます。

「チャップリンは1916年から1953年までに29本の映画を製作したが、キリスト教会・牧師を風刺したシーンがある映画は10本で全体の34%である。これはアメリカの喜劇映画で飛び抜けて多い。これを作品ごとに見ていく。」と河田さん。アフタークリスマスに丁度良い演題ではないかと思います。

天宮さんには、いつも無声映画の伴奏をしていただいているので、もはやお馴染みですが、今回は更に彼女のアルバム『Life Is Beautiful』の中から、4曲を演奏していただきます。このアルバムは、これまで取り組んだ映画の伴奏から生まれたフレーズを集めて作られました。どうぞ、お楽しみになさって下さい‼

ご覧頂くのは、チャップリンだけではなく、キートン、ロイドの作品も。こうした短編喜劇上映会のことを、戦前から昭和30年代まで「ニコニコ大会」と呼んでいたそうです。新型コロナ感染が益々拡大してアンラッキーだった今年ですが、年末を喜劇映画で笑い飛ばしながら、少しでも明るい気持ちで新年を迎えられたら良いなぁと思います。

今後、無断でのキャンセルは実費を頂戴しますので、「予約したけど参加できなくなった」場合は、25日までにご連絡をください。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

こちらは、11月22日付け京都民報に載せていただいた「米寿記念 福住富雄名作映画ポスター展」の紹介記事。12月26日まで開催中です。「金曜・土曜映画懇談会」に第1回目から参加しておられる事務局の人によれば、社会貢献したいと思っておられた福住さんが自ら、ポスターを描くことを申し出られたのだそうです。画材費、資料代、額代、保管庫の費用などもかかり、福住さんの「社会の役に立ちたい」という強い思いがあればこその長年に亘る尊い活動です。

先日「原爆と平和展」について、電話を掛けてくださった男性から「福住さんから、平和に関するポスターを何枚も寄贈して頂いた」と仰っていました。他にも福住さんの作品を自分たちの活動に活かそうと大切に保存されている団体があるのかもしれません。一体全体これまで何枚描いてこられたのでしょう、もの凄い数だろうと思います。

往年の映画ファンには、懐かしい思い出と一緒に眺めてくだされば嬉しいですし、若い世代には、国内外の名作を知って貰う場になればいいです。ぜひ、ご来場頂いてご覧下さい。それが米寿の何よりのお祝いになります‼

 

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