おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2021.01.28column

おもちゃ映画フィルムを寄贈して頂きました‼

昨日、関東にお住まいの方から、おもちゃ映画フィルム9本を寄贈して頂きました。

『動物野球戦』『日の丸旗之助・化物屋敷』『空の浦島』『日の丸旗之助・稲妻組討伐』『タイトル不詳』『のんきな父さん 夢 魚つりの巻』『猿飛旅日記』『建師ガ原の決闘』『太郎さんの汽車』(実写部分の断片)。

レンズで覗いて点検しているフィルムには『動物野球戦』のタイトルがあるのですが、ウサギ人間とタヌキ人間が繰り広げる野球試合を村田安司が描いたアニメーション『おい等の野球』(1930年、監修:青地忠三)ではないかと思います。『日の丸旗之助・化物屋敷』は中島菊夫原作で、片岡芳太郎が描いたもの。『日の丸旗之助』は、「少年倶楽部」で1935年より連載された漫画で、もう一つの『日の丸旗之助・稲妻組討伐』(1935年)は当館にもありました。

劣化が進んでいて、タイトルが分からない30フィート(30秒)のアニメーションには、坊やが探偵している絵が描かれています。『のんきな父さん 夢 魚つりの巻』は、麻生豊「ノンキナトウサン」の漫画人気にあやかって、おもちゃ映画用に作られたアニメーションなのでしょう。50フィートです。福岡市博物館平成28年度の「釣り道楽の世界」展チラシに、麻生豊「ノンキナトウサン」の「魚釣の巻」の絵が載っていました。麻生豊は名釣り師で、有名な文化人の釣りグループ「ざこくらぶ」の会長さんだったそうです。

『猿飛旅日記』はネット検索すると1937年、新興キネマ(京都撮影所)でつくられた時代劇で、堀田正彦監督、市川男女之助(おめのすけ)が猿飛佐助役だとヒットしましたが、

この方が、市川男女之助かどうか、ご存じでしたらお教えください。『建師ガ原の決闘』も同様にご存じでしたらお教えください。『太郎さんの汽車』は当館にもありますが、今回寄贈頂いたのは、実写部分だけの断片でした。

お話によれば、「60年ほど前に、実家で手回し映写機でシーツなどに映して遊んだ。手回し映写機はなくなり、フィルムしか残っていなくて、もう見ることができず、何かの参考にしていただけたら」ということでした。断捨離をしていてフィルムが出てきて、ネットで検索してお声がけ頂きました。ありがたいことです。貴重なフィルムとして活かします‼

 

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