おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2026.01.10column

お正月の設え

2026年の活動が始まりました。年越しに、近くの壬生寺へ除夜の鐘を撞きに行き、2025年の煩悩を祓い清めるのを祈り、年明けには子どもたちと北野天満宮へ初詣。新しき年の健康と幸を祈りました。ずっとできないままに越年してしまっていたメールアドレスの再登録ですが、見切り発車のまま、1月7日に登録が済んだ皆様宛にBccで一斉送信して新年のご挨拶をさせて頂きました。これからも時間をみて再登録に努めますので、何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします。

昨年寄贈いただいたフィルムでデジタル化が済んだ分に付きましては、データをお渡しするべく正月休みの間も努めました。おじいさまがパテ・ベビーフィルムで撮影された100年前の映像を御覧になった喜びの声を頂戴し、良かったなあと思ったお正月でした。これからも作業は継続しますので、まだ受け取っておられない方は暫しお待ちくださいませ。

9日からミュージアムを開館しました。

人形が好きなので、床の間飾りもお正月らしく設えました。大きな日本画は帝国美術院第三回大展覧会出品作、難波春秋画「中暮のあと」です。左下は明治25(1892)年、江戸の深川屋から販売されていた三代目歌川國貞の錦絵を「立版古(関東では「組上げ灯籠」)」にしたものです。江戸時代から大正にかけて人気を博した紙のジオラマ(立体模型)で、作品は「忠臣蔵義士引上ケ組立燈籠」。お世話になった法政大学名誉教授アン・へリング先生の遺愛品で、組み立てられたのはトニー・コーㇽさんです。昨年12月14日熊本市内で芹川文彰さんのキネマ画『(実録)忠臣蔵』活弁上演会が大成功したのに続いて、今年も赤穂浪士が本懐を遂げた12月14日、文祥さんが住んでおられた熊本県山鹿市の八千代座(国登録重要文化財)で活弁上演される予定ですので、その成功を祈っています。

右下には、旧ミュージアムがあった京都市中京区壬生馬場町内にお住まいの方から寄贈して頂いた市松人形一対と手毬を飾りました。市松人形が淋しがらないよう、三番叟と馬を手にした御所人形二体も並べて、常世の緑を表す松の扇を添えました。昨日「第7回千両ケ辻日ひな祭り 桃の節句の彩り」の参加意向を尋ねられましたので、初参加しようと思います。いろいろ集めたお雛様のどれを飾ろうか、もう考え始めています。開催は3月1日(日)だそうですので、その前から飾り付けをして、旧暦の“上巳の節句”まで披露しようと思います。昨年は京都の奥深い水尾にある古い京町家に飾られていた素晴らしい雛人形たちに魅せられましたが、今年は千両ケ辻の雛人形たちに初めて出会えるのも楽しみなことです。

富山のお正月の床の間に欠かせない「天神様」の掛け軸。これは亡き父が生まれた時に贈られたもの。学問の神様菅原道真を描いています。新しいミュージアムで飾れることを嬉しく思います。小さな木目込み人形とお手玉も飾りました。

午年だから取り出して飾りました。造形が面白い木彫です。陶人形「弁慶の勧進帳」を飾り、困難なことが次々起こる世界の窮状を救ってほしいと願いました。

台湾の劉欣玫さんが贈ってくださった午年の春聯。2015年に知り合ってから、毎年干支の春聯をプレゼントしてくださいます。友情が続いていることが大変に嬉しいです。早速ミュージアム内に飾っています。左馬が縁起良いというのはいずれも同じなのでしょう。正月早々、ロクでもないことが世界中で起こっていますし、国内でも地震や火災が相次ぎ、波乱の幕開けです。「peace・ hope・ love 」の年になるよう心から願います。

ロチェスター大学ジョアン・ベルナルディ教授から届いた年賀カードです。皆様にとりましても幸に満ちた一年となりますように。

 

 

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