おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2017.04.09column

満開の桜だよりと新しく仲間入りした展示品2つ

暖かい日が続き、桜だよりは津々浦々に。昨日は一日中雨が降り、せっかく咲いた桜花には残念でしたが、その前日にいつも利用しているJR二条駅前で「一重白彼岸枝垂桜」の写真を撮っていたので、掲載します。

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十六代桜守・佐野藤右衛門さん監修で植樹された桜で、京都・円山公園の夜桜で有名な枝垂桜の三代目だそうです。

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厳しかった冬が去り、待ちわびた春の訪れ。道行く人が足を止め、美しい桜の枝を笑顔で見上げている様は、本当に良いものです。願わくば、この光景が毎年繰り返し見られる平和な世であって欲しいと切に望みます。私がこ゚の桜を眺めるのは3年目。来月18日で開館満2年を迎えます。どうにか、こうにかやってこられました。先の予定も少しずつ組めるようになってきました。これもひとえに皆様方のご支援のおかげと、心から感謝しています。

温かくご支援いただいているお一人に、ドキュメンタリー映画監督・森田惠子さんがおられます。先日、「おもちゃ映画ミュージアムにピッタリだと思ったので」と「flipboo  kit」を送ってくださいました。早速組み立てましたので、ご紹介。

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反時計回りに、ハンドルをクルクル回すと、紳士淑女がワルツを踊ります。光学玩具の一種ですね。早速展示しました。

ついでながら、あらたに展示に加えた「グリコのブリキ製幻灯機」もご紹介します。

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同じものがネットオークションに出ていたのをみると、昭和30年にグリコが特別プレゼント用に作ったもののようです。抽選で当選した人だけが貰えたものですから、そう多くは作っていないでしょう。昭和レトロ、色が可愛いですね。

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残念ながらフィルムと電球が付いていなかったので、昔のフィルムと電球をつけて、再度撮影しました。当時の子どもたちは大喜びをして、映し出される映像に見入ったことでしょう。この機械は、このままではフィルムに傷をつけてしまう恐れがあるので、手入れが必要です。でももう一つ、違う形の幻灯機があるので、5月4日の大宮グッドフェスティバルでは、新しい35㎜フィルムを使って、1コマずつ絵を描いてもらい、その場で幻灯を楽しむワークショップをしたら喜んで貰えるのではないかと思っています。もちろん、新しい35㎜フィルムに絵を描いてもらって、アニメーションを作って楽しむワークショップもしますので、どうぞ、楽しみに‼

 

 

 

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