おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2020.09.09column

山崎バニラさんが『突貫小僧』を活弁するシーンもある番組の配信と記事のご紹介‼

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ヘリウムボイスの山崎バニラさんは、大正琴やピアノを演奏しながら、無声映画の内容を見ている人にわかりやすく、面白く説明をする活動写真弁士。右脳と左脳を同時に駆使する凄技の持ち主です。

その山崎バニラさんが、東京の大田区にある大田区民ホール・アプリコで9月20日公演されます。素晴らしいことに、すでにチケット完売‼

タイトルは「山崎バニラとこども弁士の活弁大絵巻in蒲田映画祭」。当館所蔵の『突貫小僧』(1929年、小津安二郎監督)やおもちゃ映画も使って上映して下さるということで、多くの人々にご覧いただける機会を得たことがとても嬉しいです。

それだけでなく、山崎バニラさんを紹介する記事が、大田区内の新聞に折り込まれ、その左下に『突貫小僧』も写り込んでいます‼ 

ABH4_naka_outline_0824sさらにさらに、この『突貫小僧』活弁ロケシーンもある番組(大田区文化振興協会PRESENTS ART BEE HIVE TV2020年9月)も現在配信中!!!!!

大田区文化振興協会様、山崎バニラ様、お心遣いと活動への応援を賜り、篤く御礼を申し上げます。当館の存在と活動内容を知って貰えるチャンスを頂きました‼

取り上げてくださった『突貫小僧』は、家庭用にパテ・ベビーという9.5ミリ幅のフィルムで再編集され、販売されていたうちの一作品です。

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これが、そのフィルムと映写機です。10月25日(日)まで、当館では「パテ・ベビーと小型映画資料展」を開催しています。ひょっとしたら、ご家庭にこのようなフィルムがあって、劣化に伴い、酸っぱい臭いがしているかもしれません。けれど、どうか捨てないで下さい。今なら修復して、今回の『蒲田映画祭』のように多くの人に楽しんで貰える素材に活かせるかもしれませんから。こうしたことも、記憶の隅っこに置いておいていただければありがたいです。どうぞ、宜しくお願いいたします。

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