おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2021.01.25column

大阪芸大映像学科歴代学生映画・中島康監督『微風』

次の水曜日から日曜日に上映する学生映画は中島康監督の『微風』(1983年)です。

大阪の下町に住む兄妹が、お互いを思いやりながら、それぞれの道に分かれて歩み出す姿を描きます。左の妹の彼氏役の高原 督さんは音楽も担当されています。

サングラスを掛けた兄を演じている金田敬(さとし)さんは、監督した作品が、京都国際こども映画祭に招待作品として上映されたことがあるそうです。もともと監督志望でしたが「監督になるには役者を知らないとダメだ」と言われたらしく、大阪芸大では舞台芸術学科に。卒業後、廣木隆一監督や石川均監督たちの助監督として映画やテレビで活躍。1990年に監督に昇進し、単館系映画・Vシネマ作品を監督されました。

2003年『青いうた のど自慢青春篇』を監督して好評を得て、『愛の言霊』(2007年)、『春琴抄』(2008年)、『アンダンテ 稲の旋律』(2010年)、『校庭に東風吹いて』(2016年)などの監督作品が続きます。『校庭に東風吹いて』(2016年)は柴垣文子さん原作で、沢口靖子さんや星由里子さんらが出演され、大阪を始め、京都府南部の南山城村で撮影されたことから私にも記憶があります。

妹役は平田江里さん。脚本と監督の中島康さんは、今テレビ番組の『鶴瓶の家族に乾杯』などの編集で活躍されています。中島さんは「1980年代の大阪芸大映像学科には、まだ余り16ミリの撮影機材もなく、皆バイトで制作費を稼いで、8ミリフィルムで映画を撮っていました」とコメントを寄せて下さいました。本作も8ミリで撮った51分の青春時代の思いが詰まった作品。ぜひ、見にいらして下さい‼

【1月26日追記】

1月28日(木)の上映会に、中島康監督が来て下さるそうです。テレビの世界での話など、いろいろお聞きできるチャンスかもしれません。ご都合良ければ、ぜひこの日にどうぞ‼

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