おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2021.03.16column

明日から上映のファーピク「チェケラ!」

明日から上映するファーピク(FPS1971-2020)は、寺内幸太郎監督『チェケラ!~Check it out~』(1999年)。同年の韓日青少年映画祭コンペティション部門で上映された作品です。

……経営困難に陥った町の小さなラジオ局は、窮余の一策に出る。それは過去の遺産となった『伝説のDJ』トビー沖朗をDJとして起用する事であった。 しかし、トビーと一緒に現れたのは、『借金の取り立て屋』本庄であった。その理由はトビーに借金を前借させるためであった。ラジオ局は既にスポンサーも離れ四苦八苦の状態。そこで本庄がスポンサー探しに駆け回るはめになるのだが。ラジオ局を取り巻き多くの者が翻弄されてゆくドタバタコメディー作品。……

監督のコメントは、

「21世紀の到来直前。僕たちの世代は『就職氷河期』と呼ばれる真っただ中にいました。
今でこそ、誰でも簡単に撮影や編集ができるようになりましたが、当時はビデオの編集機器も高価なもので、フィルムで制作するのとあまり値段が変わりませんでした。
 作られる学生映画の多くは退廃的で、どこか絶望感を肯定するような作品が多い中、自分たちは明るい映画を造りたいと想い卒業制作に向かいました。ただ、今となっては地に足のついていない青臭いエンターテイメントだったと思います。でもその時は僕たちにとって『青春そのもの』だったのです」。

現在のお名前は「幸」ではなく「康」の漢字で「寺内康太郎」さん。同期に山下敦弘さん、柴田剛さん、呉美保さんがおられ、「花のV95」と呼ばれた世代です。ご本人のTwitterの紹介文では「映画監督/心霊ディレクター 「心霊マスターテープ」「呪いの黙示録」など。映画「デメキング」「口裂け女2」「少林老女」「マリア様がみてる」など。最新ドラマ「心霊マスターテープ2」と書いてあります。ちょっと怖いのがお好きというか、お得意な監督さんなのでしょう。

3枚目の写真手前に写っているのは、テレビ『科捜研の女』『遺留捜査』などで演出をされている匂坂力祥さん(寺内監督の2年後輩)。以前彼が撮影を担当した『我論』上映の折りに、駆け付けてくださいました。ちょうど仕事の合間だったと思います。昨年公開された『死神遣いの事件帖 傀儡夜曲』や2019年公開中島貞夫監督『多十郎殉愛記』などで助監督としてご活躍。

登場人物が多い作品ですので、それぞれの方がめざましい活躍をされていることと思います。良ければ近況を教えて下さい。そして、寺内監督から、ありがたいことにビデオメッセージが届きました‼『チャケラ!』上映前にご覧頂きましょう。どうぞ、お楽しみになさってください。

 

 

 

 

 

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