おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2025.02.06column

当館に関連した新聞記事4つ~その1

最初に、1月18日付け中国新聞に掲載されたイラストレーター美木麻穂さんが初出版された本『まちの個性派映画館』の紹介記事。

「少しはぼかさないと」と連れ合いに依頼したところ、肝心のイラスト部分がぼかした仕上がりで💦

引越しの最中で、本をサッと取り出せないのが申し訳なく。昨年11月22日に販売された『人が集まる、文化が集まる! まちの個性派映画館』(パイ・インターナショナル 刊)。いつも「優しい色合い」と表現していましたが、新聞記事にある「ぬくもりのあるやわらかな色彩」の表現がぴったりだなぁと思います。

2022年2月24日に来館いただいて、その翌年6月21日付けで美木さんのことを書いていました。それがこちらです。この時点では、当館内の様子をイラストでまとめて小冊子にしましょうと提案していたのですが、その後、上掲本出版や関連して計画されている展覧会のことで多忙を極められていたので、「小冊子は無理」ということになり。「それじゃ、カレンダーにしましょう」と提案して、12作品を選んで貰いました。そのうちに、自分自身の経験から「カレンダーは貰うことが多く、しかも掛けられる面が限られているので、場所を取らずに眺めることができて、使うこともできるハガキ12枚組セットにしましょう」ということに変更しました。出来上がったばかりの絵葉書セットは、12月28日の“さよなら会”参加者にお礼に進呈しましたが、「せっかく作るのだから」と、この日からスタートしたクラウドファンディングのリターンにも用いています。

ぜひ玄関や机の上などに飾ってお楽しみいただきたいです。12枚の選定とハガキのデザインは美木さんのお友達の佐々木直子さんがお手伝いして下さいました。どうもありがとうございました‼

2月24日まで、シネ・コヤで「まちの映画館特集」ということで、美木さんの原画展が開催中です。詳しくは、こちらをどうぞ。もちろん、美木さんの本でもシネ・コヤは紹介されています。元は昭和に建築された写真館だった建物だそうです。

昨日クラファンにご支援いただいた方は、山根貞男さんの本を読み始めて当館の存在を知り、美木さんのこの本も既にお読みでした。関東から関西に戻られて、神戸映画資料館のボランティア活動で知り合った佐々木直子さんから、当館がクラファンに挑戦していることをお聞きになって、温かいお心をお寄せ下さいました。面白いご縁で繋がることができ、感謝の気持ちで一杯です💕

昨年7月25日にお父様と一緒に来館いただいたミモサ・アへデリンさんは、その直後の9月にフィンランドのトルクで開館したKINOKILTAのシアターマネージャーに就任されました。それまで映画祭の仕事もされていたので、「映画祭でお国の人と楽器を用いて小津安二郎監督の『突貫小僧』をKATSUBENで上映をするなら、いくらでも協力する」と申し出たこともあり気にしていたのですが、シネ・コヤから届いたリーフレットで紹介されている『キノ・ライカ 小さな町の映画館』にも興味を持ちました。2021年、フィンランドの名匠監督アキ・カウリスマキさんが仲間たちとカルッキラで初めての映画館「キノ・ライカ」を作った際のドキュメンタリー映画だそうです。フィンランド繋がりで、ミモサさんとの会話を思い出しつつ、観たいなぁと思うのですが、藤沢市は遠い。そんな折、SNSで2月半ばに大阪のシネ・ヌーヴォーで上映されると知りました。引越し最中ですが、やりくりして観に行こうと思います。

ともあれ、美木さんの原画展は2月24日まで。そっと寄り添うような優しさを感じる美木麻穂さんの絵に、どうぞ会いにお出かけください‼

 

 

記事検索

最新記事

年別一覧

カテゴリー