おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2017.09.26column

9月12日、京都国際マンガミュージアム新館長の荒俣宏さん来館

日中はまだ暑い日が続いていますが、朝晩は涼しくて凌ぎやすくなりました。うかうかしている間に、カレンダーは10月に変わろうとしています。忙しくて9月は、催し案内の一斉送信ができないままに過ぎ去ろうとしています。10、11月の催しにつきましては順次ご案内させていただきますので、楽しみにお待ちください。

その前に、虫の音にせかされながら、まだ書ききれていない9月の主な思い出をつらつらと。

DSC02138 (3)9月12日の休館日に、4月から京都国際マンガミュージアム二代目館長に就任された荒俣宏さんが来館。自ら希望されてのことで、著名な方の来館を大変光栄に思っています。テレビでもお馴染みですが、学者、図像学研究家、小説家、蒐集家、神秘学研究家、妖怪評論家等々多才な方。小説デビュー作『帝都物語』は日本SF大賞を受賞し、映画化もされて、大ヒットしたので、ご覧になった方もたくさんおられることでしょう。

写真は、興味深そうにおもちゃ映写機をご覧になっているところ。

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実際にフィルムを装填したおもちゃ映写機で操作。戦前の裕福なご家庭の子どもたちは、劇場で上映された 後、用済みになって切り売りされた無声映画フィルム、あるいは、人気があったマンガのキャラクターなどを用いて作ったアニメ―ションのフィルムを玩具売り場で購入して、このようにして、家庭で映写して楽しみました。荒俣先生、とっても楽しそうな様子が表情から伝わってきます。

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発掘して、復元したフィルムは別に保管していますが、ミュージアム内では、このようにデジタルで保存した映像を自由にご覧いただけます。博学の荒俣先生は、映像をご覧になりながら、気付いたことをポンポンおっしゃるので勉強になりました。

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最後に、色紙をお願いしましたら、「僕は水木しげるの弟子のようなものだから」とおっしゃりながら、筆ペンをとって書き上げてくださいました。元々は漫画家になりたかったそうで、2015年にお亡くなりになった恩師・水木しげるさんを心から尊敬しておられたのですね。「近くば寄って、目にも見よ‼」と書きながら、「たくさんの人に見に来て貰いたいですからね」と、優しい先生。

ミュージアムのことを大変気に入ってくださり、「これから連携しながら、色んな切り口で面白いことやっていきましょう‼」と力強くおっしゃってくださって、尚更感激しました。きっと先生の頭には、いろんなアイデアがもう浮かんでいるのかも。今後を乞うご期待!

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