おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2018.02.15column

京都新聞に「生誕111年市川右太衛門展」紹介記事が大きく掲載!

IMG_20180215_0001 (2) - コピー

今日の京都新聞23面に、大きく「生誕111年市川右太衛門展」の紹介記事を書いていただきました。

12日に大盛会のうちに終えたL.スタレヴィッチ『魔法の時計』終了後に、急いで飾り付けをした時代劇スター、市川右太衛門さんの特別展。初日の14日はコレクション所蔵者の八木明夫さんにもお越しいただき、新聞取材に対応していただきました。

今朝から新聞を読まれた方から次々問い合わせの電話がかかってきて、右太衛門さんを懐かしく思い出しておられる方が、たくさんおられることがわかります。紙幅の都合だろうと思いますが、開催が何日迄か明記されていないのが問い合わせのほとんどですので、記事に追記しますと、3月25日(日)までです。電話をかけてくださった方の多くはインターネットをされないようで、わかりやすいとは言いがたいミュージアムの場所説明、開館日と時間、入館料などの情報をお伝えしています。お声から、子ども時代にチャンバラごっこに興じておられた方が多いのではないかと想像しています。当館所蔵の無声映画をご覧になって、どのような感想や思い出を語ってくださるのか、それをお聞きするのが楽しみです。

上の段に掲示しているのは、岐阜県在住の映画看板師・高木紀彦さんが八木さん提供のスチール写真をもとに描かれた1点ものばかり。金色も用いてとても美しいです。高木さんにも、ぜひご来場賜りたかったのですが、高齢でもあることから、残念ながら京都にお越しいただけそうもありません。せめてご覧になった方からのお声をお届けして、ご恩に報いたいと思っています。

25日(日)右太衛門さん111回誕生日には、当館所蔵映像を上映します。中には、当館館長らが以前復元した伊藤大輔監督の『一殺多生剣』も含まれていて、12日の『魔法の時計』で無声映画に活弁を付けて、その面白さを披露して下さった活動写真弁士の坂本頼光さんは、「『一殺多生剣』に活弁をつけたかった‼」と、とても残念がっておられました。私どももそれを望んだのですが、この日彼は他の仕事と重なり叶わず。できることなら八木さんの解説と頼光さんの活弁でご覧いただきたかったのですが、いずれまた機会があるでしょう。

当の八木さんは、25日の上映会にむけて、その準備に気合充分、張り切っておられます‼ 東京からも申し込みがあるなど反響がありますので、賑やかな会になることでしょう。どうぞ皆さま、万障繰り合わせの上、ぜひともお運びくださいませ。

八木さんに先日お聞きしたところ、子どもの頃右太衛門さんに関するものを集めておられましたが、中断を経て、テレビで映画を見ることができるようになった1975年頃からビデオデッキを購入して、再び右太衛門さんにハマり込んだのだそうです。長い右太衛門さんに関するコレクター歴ですが、その内容を披露されるのは今回初めてだそうです。貴重なポスター類や、写真集、雑誌やパンフレット等々たくさん並んでいますので、お一人でも多くの方にご覧いただきたいです。

時代劇のスター「六剣聖」あるいは「七剣聖」と呼ばれて、当時人気を博した阪東妻三郎さん、大河内傅次郎さん、市川右太衛門さんらの活躍が、欧米より長くおもちゃ映写機とおもちゃ映画販売に繋がりました。そして、八木さんのようなコレクター諸氏の存在が資料の散逸を防ぎ、貴重なフィルム保存に貢献してくださった一面もあります。今回のカラーで大きな扱いの新聞記事は、そうした時代劇スターの存在を知らない世代の人たちにも、日本映画全盛時代の様子を知っていただく良い機会になったと思います。こうした地道な取り組みを続けることによって、今後も記憶が長く継承されていくことを願っています。

記事検索

最新記事

カテゴリー

月別一覧