おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2018.09.03column

月刊誌『Lightning』10月号に掲載していただきました!

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8月30日に発売されたばかりの月刊誌『Lightning』です。この10月号の142~145頁で当館と館長である連れ合いを紹介していただきました。コレクターさんを紹介するコーナーの44回目。7月27日にカメラマンさんとライターさんのお二人が東京から来館され、約3時間半ほどかけて丁寧に取材をして下さいました。

懇意にしていただいている「シンデレラ」を始め絵本コレクターの川田雅直さんが紹介してくださって、記者の方が大変興味を持ってくださいました。

ライターさんが興味を持たれたのは、幻燈機と紙製フィルムだったようです。サイレント時代の映像を見ていただくことを目的に開館したのですが、ガラスの種板に描かれた静止した画像を見せる幻灯機や、モノが不足した戦時中、フィルムの代用に紙を使い、アニメだけでなく、戦争中の実写映像なども作られ、家庭で見ていた「レフシー」という紙製フィルムの映写機に興味を持たれました。

従来のフィルムは透過してスクリーンに映しますが、この「レフシー」や「カテイトーキー」と呼ばれた紙製のものは、反射させて映します。だからランプが後方にあるのではなく、レンズの横にあり、紙製フィルムに光をあてます。そのロールの絵も反射して見せますから、左右が逆の画になっています。日本だけの珍しいフィルムで、ライターさんは、これにくぎ付けになり「ほかにもたくさん面白いものがあるのに」と思いながらも質問に答えることになってしまいました。興味を持つ対象は人さまざま、面白いですね。ページを繰りながら、2015年開館して間もない頃、遠くからこのレフシー映写機とフィルムだけを目的に来館された方がおられたことを思い出しました。

1日に久しぶりに来てくれた愚息に、『Lightning』に載ったことを知らせると、「凄いや!」と返って来ました。ジーンズや洋服をデザインしていたこともあるので、こうした男性向けヴィンテージファッションや小物などが大好き。よく買って読んで参考にしていたようです。この雑誌に掲載されたことで、子どもからみた連れ合いの評価は少々ポイントアップしたかもしれません。

良ければ、お手に取ってお読みくだされば嬉しいです。そして、ミュージアムに足を運んでいただけたらもっと嬉しいです。更に欲深く、押し入れや蔵などに眠っているフィルムのことを見聞きされたら、当館のことをお伝えしてくださればもっともっと嬉しいです。そうしたフィルムの中に尾上松之助の『忠臣蔵』や小津安二郎初期の喜劇映画『突貫小僧』のように、「幻の映画」発見!ということになるかもしれませんから。今もまだ、どこかに貴重な戦前期の映画フィルムが眠っているだろうと思っています。それらは、日本映画史の穴を埋める役に立ちます。こうしたことを覚えていてくださったらありがたいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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