2020.10.07column
河田隆史さんの研究発表「8ミリグラフの発達と終焉~市販フィルムを家庭で上映すること~」
講演テーブルのところに8ミリを中心にした小型映写機を並べました。一部、西岡りきさん所蔵のものをお借りしました。
大正期の活弁士、泉天嶺の声が残っている珍しいドイツの連続活劇『天馬』を説明する河田隆史さん。
8ミリフィルムを映写機にかけて見ました。活弁をする松田春翠さんの声も聞かせてもらいました。東京都足立区にあるマツダ映画社は、散逸したフィルムを蒐集した春翠さんが1952年に設立されました。
この日に備えて、一生懸命調べられた内容の濃い発表でした。お客様が少なかったのが惜しまれますが、詳しく発表内容を書いていただきましたので、当日お越しになれなかった皆様にも、お読みいただければ幸いに存じます。
チャップリンコレクターである河田さんには、引き続き12月26日(チャップリン命日の翌日)にも、チャップリン、キートン、ロイドの三大喜劇王についてお話をして頂きます。天宮 遙さんのピアノ演奏付きです。年末の慌ただしい時期ですが、楽しい時間をご一緒に、ぜひどうぞ‼