おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2020.09.21column

当館を会場に「中島貞夫×千葉真一×照屋年之のユンタク鼎談~沖縄と映画を語る~」を撮影‼

秋晴れの20日、「映画もアートもその他もぜんぶ」京都国際映画祭2020と「島ぜんぶでおーきな祭」沖縄国際映画祭のコラボレーション企画「中島貞夫×千葉真一×照屋年之のユンタク鼎談~沖縄と映画を語る~」の撮影が行われました。

昼過ぎにスタッフが集合して撮影準備。大切な撮影場所に当館を活用していただいたことは、存在を知っていただけるグッド・チャンス‼  緊張しながら中島貞夫監督、俳優の千葉真一さん、照屋年之監督の到着を待ちました。

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お待ちいただく間に、この日のインタビュー役を務める平良竜次さん(NPO法人シネマラボ突貫小僧)に、手回し映写機でおもちゃ映画投影の体験をして貰いました。昨年5月26日に「沖縄の8ミリ映画 市民が映した沖縄の戦後史」上映とお話をしてくださった真喜屋力さんから、よく当館の話をお聞きだったそうで、訪問をとても楽しみにしてくださっていたようです。嬉しい出会いでした‼

平良さんの反応が良かったので、気をよくして、照屋年之監督にもお声がけをして、手回し映写機での映写体験をして貰いました。DSC04104 (2)

 お笑いコンビ、ガレッジセールのゴリさんとして活躍されているほか、俳優、そして、映画監督としても活躍中。初の長編映画『南の島のフリムン』で監督・脚本を担当されて、2009年沖縄国際映画祭で上映。照屋年之名義で監督された2018年公開『洗骨』は、第40回モスクワ国際映画祭でアウト・オブ・コンペティション部門出品、第12回JAPAN CUTS観客賞受賞、昨年の日本映画監督協会新人賞を受賞。今回は、監督としての立場で鼎談に参加して下さいました。

惜しかったのは、千葉真一さんに映写の体験をして貰う時間がなかったこと。ちょっとした待ち時間にお声がけすれば良かったのに、サインを頂戴することに頭が一杯で(汗)。

そのサインは、最初に中島貞夫先生に書いてもらいました。親しくさせていただいているのに、色紙にサインをしてもらったのは、この時が初めて。

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2020年9月20日色紙jpg

 次いで千葉真一さんに書いていただきました、あいにく筆がなかったので「明日書いて届けてあげるよ」と優しいことばを頂戴し、恐縮しましたが、サインペンで応じて下さいました。国際派アクションスターとして有名で、「JJ Sonny Chiba」のサインも添えてあります。照屋監督は「誰かに日付を書いて貰いたいなぁ」と呟いた私に「書きましょうか?」と直ぐに応じて下さいました。左手で「2020.9.20」とサラサラと書いて下さいました。左利きだったのですね、きっと器用な方なのだと思います。

聞き手の平良さんは、小さく書き込みながら「これで、この色紙の価値が下がる」と謙虚におっしゃいましたが、とんでもない。貴重なお話を聞かせて貰う場になった記念の色紙として大切に飾らせて頂きます!!!!!

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平良さんのインタビューで、無事鼎談が終了した後、写真を撮らせて貰いました。とても良い表情をされています。内容につきましては、10月に実施される京都国際映画祭2020オンライン上映、来春の沖縄国際映画祭での無料上映でお楽しみ下さい。

今朝の京都新聞に大森俊次氏文・スケッチによる連載『中島貞夫 映画人生60年 心に残る人と作品』№9が載っていました。丁度昨日の鼎談で話題になった『日本暗殺秘録』(1969年)についても触れていました。記事から引用すると、大川社長から「オールスターでいけ!」と言われた中島先生は、「オールスター映画なら暗殺史でゆくしかないと考え、鶴田浩二、高倉健、菅原文太、若山富三郎たち当時のトップスターたちそれぞれの見せ場を作るシナリオづくりで苦労しました。結果的に幕末から昭和までの暗殺事件をオムニバス形式で描きつつ、その中心に血盟団事件を位置付けることにしたわけです」と語っておられます。その主役に起用したのが若手の千葉真一さんでした。中島先生との出会いが、その後の千葉さんの人生に大きな影響を与えたのだそうです。

『沖縄やくざ戦争』(1976年)も昨日話題に上りましたが、両作品とも千葉さんは「京都市民映画祭主演男優賞」に輝いておられて、その時の賞状や写真もお持ち下さいました。惜しいことに、保存と活用を呼びかけている「京都ニュース」にいずれも記録されていません。映画が斜陽に向かう中で、行政の映画へのまなざしが徐々に減じていた影響かもしれません。

照屋監督が持ち味を発揮して、楽しませてくださったこの鼎談の上映日時が決まりましたら、改めてご案内いたします。

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先月86歳になられた中島先生と1月に81歳になられた千葉さん。「いつでも要請されたら出演できるよう体は鍛えている」とおっしゃっていましたので、驚くほどお若いです。このコロナ禍によるSTAY HOME期間中、「絵が描きたくなって」と油絵に取り組まれ、多くの作品をスマホで見せて頂きました。俳優、歌手、映画監督、映画プロデューサー、作詞家、作曲家に加え、画家とマルチな才能を発揮されています。

とても素晴らしい時間をおもちゃ映画ミュージアムで共有できたことを光栄に思います。中島先生、千葉さん、照屋監督、そして平良さん、撮影に関わったスタッフの皆さんのおかげです。ありがとうございました!!!!!

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