おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2021.07.14column

本日京都新聞夕刊社会面に、紙芝居『祇園祭』について大きく掲載‼

今日の京都新聞夕刊社会面に大~きく載った紙芝居『祇園祭』についての記事です。これほどまでに大きく載るとは、びっくりポン、ポン、ポーン‼

記事に「複製と示すかのような『第二号』などが記されている」と書いてあるのを読んで、何処に書いてあるのかとキョロキョロ見直したら、ちゃんと表紙の右上隅っこに朱色で「第二号」と小っちゃく書いてありました。全く気付かず、うっかりしていました💦

これは、民科京都支部歴史部会製作、林屋辰三郎述『祇園祭』(東京大学出版会、1953年)の1頁目に載った紙芝居の表紙。新聞に掲載された一番下写真の左上と比べると、鉾の絵一つとっても、ちょっと違います。もちろん「第●号」などとは書いてありません。全体の印象としては、この赤い表紙の絵の方が上手いです。本を出すに際して、最終完成版として載ったのでしょう。

新聞記事のことを河内先生に連絡しましたら、「たしかに大きいですね。広く知られるようになればと思います」と仰っていました。河内先生には、コロナ禍でなければ後祭巡行のはずだった7月24日13時半から「戦国時代の祇園祭」の演題で講演をして頂きます。昨日早々と当日の資料が届きました。史料を紹介しながら、戦国時代の祇園祭が、語られ、描かれてきたイメージと大きな違いがあることなど興味深い話を聞かせていただきます。

後先になりましたが、本来なら先祭の山鉾巡行が行われる17日13時半から、京都大学人文科学研究所の高木博志先生と、滋賀県立大学の京樂真帆子先生にもお話をして頂きます。

両日とも、途中降板した伊藤大輔監督が目指した『祇園祭』は、こうだったのではないか?という視点で再編集した太田館長研究バーション『祇園祭』を上映します。感染拡大防止のため定員を15名と少なく設定しています。今のところ両日ともお席に若干余裕がございます。ご都合良ければ紙芝居やその他の貴重な資料の見学を兼ねて、ご参加くださいませ。ご予約をお待ちしています‼

 

 

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