おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2018.08.05column

中国の高校生来館

今日の京都市内の最高気温は39 .5 °Cだそうです。いったいいつまで、この暑さが続くのでしょう。「命の危険を感じる」連日猛暑の京都ですが、もう勘弁して欲しい。

そんな暑さも厭わずに、中国の高校生3人が来てくれました。迎える私は、英語もダメですが、中国語は全くダメ。便利な翻訳ツールもダウンロードしているのですが、ジェスチャーも交えて身振り手振りで話せば通じるだろうと、いつもの調子。

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左から、王怡欣さん、張智淵さん、陳依澎さん。張さんが少し日本語ができたので助かりました。驚き盤やゾートロープなどは既にご存知でしたので、「それなら、これは?」ということで、3種類のマジックロールをプレゼント。王さんが手にしているのが、それですね。2枚の絵だけで、アニメ―ションが楽しめる玩具。

今は1970~80年代の映画やテレビで人気を集めたアニメーションのセル画(原画)の展示と1920~90年代の多様なアニメ玩具等を展示していますので、それもご覧いただきました。もちろん3人ともセル画をご存知ではありませんでしたが、コンピューターを使ってアニメーションを描くようになる前は「セル」と呼ばれる透明シートに描いて、一枚ずつ撮影して作っていたことを説明しました。

もっと古い時代の日本のアニメーションは、握り鋏を用いて紙を切って、その切り紙を少しずつ動かしながら撮影して、動く漫画(アニメーション)を作っていたことも話し、その時代に作られた最初期の国産動画もご覧いただきました。どれも素朴な作品たちですが、面白さは彼らにも充分に伝わったようです。

そうして作られた動画だけでなく、当館が所蔵している切り売りされていたニュース映像や時代劇などの「おもちゃ映画」もいくつかご覧いただきました。実際に、ループ状の35㎜フィルムを装填したおもちゃ映写機も操作して、投影し、かつて家庭で楽しんでいた映写の様子も体験して貰いました。面白がってくださったのではないかと思います。

「どうして、ここへ?」と尋ねたら、ネットで検索して来てくれたのだそうです。期待に添えたのか、否か。言葉が通じず、思うように説明できなかった無念さを伝えたら、「大丈夫」と3人から日本語で返って来ました。最後は握手して見送りました。「語学力があればなぁ」と今さらながら残念な思いに浸っています。ともあれ、嬉しい来館だったので、ここに紹介した次第です。

 

 

 

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