おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2018.08.13column

8月4日賑やかに「小谷佳津志のクレイアニメ教室」開催しました!

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8月4日、アニメーション作家の小谷佳津志さんが早々とご来館。この日13時と15時に開催するクレイアニメ教室の準備のためです。最近では当館お馴染みの顔、アニメーション作家の秋山好正さんもお手伝いに来て下さいました。秋山さんが手にしておられるのが「小麦粘土」。この日は、この粘土を用いて造形し、それを少しずつ動かしてコマ撮り撮影し、クレイアニメーションを作って遊ぼうという試み。小谷さんは、大阪や兵庫で20年を越えるワークショップ活動経験があるベテランさん。

DSC05900 (2)もう一人お手伝いに来て下さった海江田千津子さん(右端)も。会場の広さを考えたら、写真に見られるように各回親子5組が精一杯だったかもしれません。先ずお話を考えて、下敷きの上に紙粘土で造形したものを置き、それを今度は黒い紙の上に置きながら、ストップモーションスタジオのアプリを用いてコマ撮り撮影。あとは音を付けて完成という段取り。

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ケント君は、なかなか上手。仕上がりが楽しみですね。

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この日は、7人の子どもと保護者、そして、元子どもだった一二三さんも体験に参加。仕事で子どもと関わることが多いので、そのための学習も兼ねてだそうです。いつもチラシ発送やイベントでお手伝いをしてもらっているボランティアさんです。その熱心さと優しさが伝わる作品に。

では、8人の作品をYouTubeにて一挙公開。どうぞご覧ください。  

それから、動画繋がりで、7月20日に届いたばかりの驚き盤の動画もYouTubeにupしていますのでご覧ください。アニメーション作家で東京工芸大学助教としてもご活躍の細川晋先生の作品です。昨年11月に持永只仁展を開催した折に、持永只仁「少年と子だぬき」、川本喜八郎「死者の書」、岡本忠成「おこんじょうるり」という貴重な立体アニメ人形を飾り付けてくださいました。タイトルは「雫」。鉛筆で緻密に描かれた素晴らしい作品です。実物はミュージアム内に飾っていますので、ぜひ見に来て下さい。音楽は、天宮遥さんにお願いしました。  

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