おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2019.04.06column

寄贈本のご紹介

ありがたいことに、いろんなご縁で本の寄贈が相次いでいます。しかしながら、日々の雑事に終われ、なかなかご紹介できずにいることを心苦しく思っていました。

そこで、作業のノロさを反省しつつ、最近寄贈を受けたものについて今から順次ご紹介させていただくことにします。

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今年2月17日に国学院大学文学部准教授・松谷容作さんからご恵贈いただいた厚さ36㎜もある大著、16人の研究者の論考が所収されています。松谷さんはその第7章「パテ・ベビーというシステムー映像文化史の視座から」というタイトルで執筆されています。その論考の中に当館所蔵のパテオラマの外観、内部の写真とパテオラマを装着したココリコの写真が掲載されています(168-169頁)。

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新潟大学人文学部助教の羽鳥隆英さんからご恵贈いただいたこの本は、新潟大学人文社会科学系附置地域映像アーカイブ研究センターと新潟県歴史博物館による新潟県・新潟大学ミュージアム連携ネットワークによって制作され、今年1月19日に発行されました。幕末から昭和期(戦後)にかけてのモノクロの懐かしい写真が載っています。編集をされた原田健一教授には、昨年8月に開催した第13回映画の復元と保存に関するワークショップで「地域の映像アーカイブの現状と課題」をテーマにお話いただきました。

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 一昨年8月5日に当館で「映画の著作権を考える」と題して講演していただいたご縁から、弁護士の数藤雅彦さんには、昨年の第13回映画の復元と保存に関するワークショップで「映画・映像のパブリック・ドメインについて」という題で講演をしていただきました(下掲写真)。

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ご恵贈いただいたのは3月14日。丁度オーストリア国立アーカイブでご活躍の常石史子さんが、12日、15、16日にデジタルアーカイブ学会での講演のため帰国され、17日に当館でも講演して貰いましたので、その折りに数藤先生の本を皆さんに紹介し、手に取ってご覧いただきました。

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3月27日発行『京都ミュージアム探訪』の改訂版。当館も112頁に載せていただきました。英語版は4月中旬に発売予定だそうです。この本を手に市内に270以上あるミュージアムを探訪してみられては如何でしょう?この施設数の多さもあって、今年9月1~7日「国際博物館会議(ICOM) 京都大会2019」が日本で初開催されます。当館でも世界各地からお越しいただく方々に活弁と生演奏で「無声映画の世界」を楽しみ、知って貰う機会になればと考え、9月3日19時から大森くみこさんと天宮遥さんによる無声映画上映会をします。

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そして、3月30日に発行され、昨日届いたばかりの『4つの時代の日本をタイムトラベル 平成の図鑑、昭和の図鑑、大正の図鑑、明治の図鑑』。4月1日に新しい元号「令和」が発表されたばかりのタイミング。明治から、もうすぐ過ぎ去る平成までの4つの時代を振り返り、歴史的出来事を学ぶ小学校図書館用書籍です。そのうちの大正時代の文化・芸術について取り上げた21頁で、当館所蔵の尾上松之助主演『忠臣蔵』の1場面を掲載していただきました。小見出しは「活動写真の流行」で、記事中に「楽士」と「弁士」の文字も出てきます。今年12月に周防正行監督の新作『カツベン!』も公開されますので、小学生から大人までこうした言葉に触れる機会が増えるのは、何とも喜ばしい限り。

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 そして、今年1月に94歳でお亡くなりになった京都の牧 泰一さんがコレクションされたたくさんの映画に関する資料。ご子息の意向で3月9日に寄贈していただきました。『思い出のプログラムー新京極編』『懐かしい昭和の映画プログラムとブロマイド』『日本映画100年-御園コレクション』『新興キネマ- 戦前娯楽映画の王国』『日本映画大鑑』(キネ旬)など、本約100冊と雑誌『週刊 ザ・ムービー』が創刊号から100冊、他にもファイルされたノート類と大量のチラシがありました。これらは、立命館大学で「京都の映画館」について研究されている竹田章作教授(当団体正会員)にお願いしてリスト化して貰い、研究に役立ててもらおうと、今日お渡ししました。

以上、最近寄贈していただいた書籍のご紹介まで。最後のものを除いて、お声がけいただければ館内でご覧いただけます。

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