おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2015.01.17column

慶祥麗春

成人式も終り、今更という時期になりましたが、新年あけましておめでとうございます。IMG_3916

「おもちゃ映画ミュージアム」を創設するにあたり、その運営母体となる一般社団法人を、1月9日に、京都地方法務局へ行き、登記申請をして参りました。その認可も得、具体的な活動の段階に入りました。法人の名称は、「一般社団法人京都映画芸術文化研究所」と名付けました。「おもちゃ映画」というと遊びのように思われ、また「映画」も娯楽として認識されている方が多くおられます。私たちは、過去の映画を発掘し、復元、保存することを第一の目的として、所蔵する映画に関する機材や資料類を生かし、子どもから大人まで、映画芸術に対する認識を新たに、芸術文化の振興につとめます。現在、京都の織屋造りという友禅工場のあった町家を見つけ、そこをお借りして、活動を進めたいと思っています。ミュージアムと名をつければ、行政の行なう大掛かりなものを想像されますが、こじんまりした小さな町家を改装して、ワークショップやセミナーを開きながら、光学玩具や玩具映写機などを手で触れ、楽しみながら映画についての理解を共有したいと思っています。今、「おもちゃ映画ミュージアム」は、5月のオープンに向け、その準備に追われています。暗中模索の状態で、このような活動は、皆様のご支援がないと成り立ちません。会員やサポーターをお願いし、また運営のために様々なご協力をお願いすることになります。本年も、どうかよろしくご指導とご鞭撻のほどお願い申し上げますと共に、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

 

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