おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2017.04.19column

三代目 桂 花團治さん来訪

今日も良い日、ルンルン♪ 落語家の三代目 桂 花團治さんがマネージャーの藤井百々さんと一緒に訪ねてきてくださったから。これから始まる高座の前に立ち寄ってくださったようで、誠にありがたいことです。あいにく連れ合いは、授業のため大学に行き不在。来られたことを伝えると、もの凄く残念に思うことでしょう。

花團治さんは大阪芸大の出身で、連れ合いとは蝶六さん時代からのお付き合い。実は活動弁士の大森くみこさんと知り会ったのも花團治さんから始まります。彼女が「繁盛亭で上映できる映像がないか」と花團治さんに相談し、その縁で大森さんをご紹介いただいたのがきっかけです。

花團治さんは、おもちゃ映画ミュージアム開館に際し、温かい応援メッセージを送ってくださいました。

…………アナログの魅力は「落語」の世界に似ている。情報が限られているからこそ、受け手に想像力によって何倍にも膨らみ、広がる。これは「不足」なんかじゃない。デジタルにはない「豊かさ」だ。子どもの想像力を育む力もここにある。……………

私自身は、昨年7月24日に大阪の天満天神繁昌亭で開催された「第1回桂花團治の会」でご挨拶して以来2度めの出会いです。その時のことは私のブログで書きました。いつかミュージアムに来てくださらないかと、その時からずっと思い続けていましたので、今日の来館をとても嬉しく思っています。花團治さんも「ずっと来たいと思っていた」と言ってくださり、さらに「なにかおもちゃ映画ミュージアムらしいことで一緒にできたら良いと思う。考えます」とまでも言ってくださいました。

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日本に於いて無声映画は、話芸と音楽で観て楽しむものとして始まりました。そういった点から見ると落語も共通の括りになります。花團治さんとコラボして、どんな話芸の世界を展開できるか、大いに楽しみです。

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ミュージアムの建物も、とても気に入ってくださったことも嬉しかったです。高座に向かわれるお二人を見送りながら、春のあたたかさを心で感じました。ご縁に感謝感激です‼

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