おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2018.04.06column

第13回大阪アジアン映画祭のひとコマ

一昨日Twitterで読んだWedge4月号掲載「栖来ひかりが綴る『日本人に伝えたい台湾のリアル』」で取り上げていた『オンハピネスロード』(原題:幸福路上/監督:宋欣穎/2018)は、中々に気骨がある製作者たちの作品のようですから、できることなら劇場で観たいです。同作品は、東京アニメアワードフェスティバル2018のコンペティション長編部門グランプリを受賞しました。DSC00220

栖来さんの記事によれば、『海角七号 君想う、国境の南』(2008)、『セデック・バレ』(2011)の監督、『KANO』(2014)のプロデューサーもされたウェイ・ダ―ション(魏徳聖)さん(上写真右)も、『オンハピネスロード』で声優を務めておられるのだそうです。そうと知れば尚更観たい気持ちが強まります。写真は昨年3月の第12回大阪アジアン映画祭ウエルカムパーティーでの写真。宝物の一枚です‼

IMG_20180405_0002 (2)そしてこれは、今年3月に開催された第13回大阪アジアン映画祭のカタログ10頁。台湾映画『傷心わんこ』が紹介されています。コンペティション部門初のアニメーション映画だそうです。15日大阪市中央公会堂で催されたウエルカムパーティ会場で、お話させていただいた折り、ミーハーぶりを発揮してサインを貰いました。おもちゃ映画ミュージアム開館以来、何人もの台湾のお友達ができ、 「台湾」と聞くだけで、にっこり嬉しくなって話しかけてしまう条件反射。でも、残念ながら今回の映画祭は用事が重なり、ついに一作品も見られず仕舞いに…。『オンハピネスロード』同様、いつか劇場で観られたら良いなぁと願っています。

今年の大阪アジアン映画祭には台湾作品『血観音』『川流の島』『亮亮と噴子』『パープルな日々』『私を月に連れてって』そして『傷心わんこ』の6作品がノミネートされました。勢いがありますね。

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台湾映画『傷心わんこ』の皆さんが登壇してご挨拶。下は会場に掲示してあったチラシ。

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右端のダンディーなチャン・イー(張毅)監督は、1982年ニューウェーブ4人の監督の一人として、友人のエドワード・ヤン(楊徳昌)監督らと『光陰的故事』を作られました。カタログ下の部分にも書いてありますが、最晩年のエドワード・ヤン監督と犬のアニメを共同で構想されていたこともあり、約束を果たすために映画界に復帰されたのだそうです。中央におられるのはプロデューサーの楊惠姍さんでチャン・イー監督夫人。ちなみに最初に写真を掲げたウェイ・ダ―ション監督は、エドワード・ヤン監督の最後の弟子と言われています。

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最初に声をおかけしたのが、同作プロデューサーのペギー・チャオ(焦雄屏)さん。同映画祭のサイトによれば「台湾ニューウェーブの守護神として活躍したカリスマ的批評家」だそうです。何でも柔らかく受け止めてくださるような温かさに満ちた雰囲気。メールすると約束しながら、まだ送れていないのでこれを書いたら連絡します。

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毎年お会いするのを楽しみにしているNHK WORLD TV 「J―FLICKS」の平澤さん。今年はタイのドンサロンさんとは会えませんでしたが、ニューヨークのジャパンソサエティー映画事業部のカズ・ワタナベさんとお会いしました。手にしておられるのが、3月から4月にかけてのイベントカレンダーの小冊子。

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その14~19頁に映画キャメラマン宮川一夫特集上映が紹介されています。いよいよニューヨークで始まります。当館で開催した『映画の天使』上映会に大分から駆けつけてくださった大阪芸術大学映像学科卒業生の広瀬さんは、ニューヨークにも飛ぼうという意気込みでした。映画監督特集はあっても、映画キャメラマン特集は初めてのこと。ニューヨークの人々が宮川先生の作品をどのように受け止めてくださるのか、大いに楽しみです。

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1930年3月28日、大阪市中央公会堂に於いてラディスラス・スタレヴィッチ監督『魔法の時計』(1928)が日本で初公開されたのは、この中なのかも。大阪毎日新聞社映画部が輸入し、全日本活映教育研究会主催、大阪毎日新聞社後援「『吾等の映画』鑑賞会」で上映され、大変な評判になりました。2月12日に『魔法の時計』上映と佐野明子先生に研究発表をしていただいたばかりなので、思い出して撮りました。

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ライトアップされた美しい大阪市中央公会堂(1918年竣工。国の重要文化財)。来年もまた大阪アジアン映画祭で、いろんな国の方とお会いできるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

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