おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2018.06.28column

地域情報紙「ともも」に紹介して貰いました

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6月24日に受け取った地域情報紙「ともも」№173で当館のことを紹介していただきました‼

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30日に開催するクラシック喜劇研究家いいをじゅんこさんの研究発表「喜劇の神々を探して」と上映会のお知らせも掲載いただきました。いいをさんは神戸映画資料館や旧グッゲンハイム邸〔神戸市垂水区の異人館)で何度も催しをされているので、既にお馴染みの方もいらっしゃるかと思いますが、京都ではこれから。実は私自身、しっかり聞くのは初めて。どのような話をされるのかとても楽しみにしています。この催しはいよいよ明後日に迫って来ましたが、お席に幾分余裕があります。何かとご多用とは存じますが、お運びいただければ大変嬉しいです。なお時間配分を考慮した結果、当日ご覧いただく作品が当初より若干変更になっています。詳しくはこちらをご覧ください。

さて、この「ともも」は、地域の人に役立つ情報が4頁にわたって満載‼ おおざっぱに紙面を紹介すれば、1面は「ともも」の所在地、兵庫県西宮市に鎮座する西宮神社の「夏えびす」特集、2面には、素敵な人物やお店の紹介、3面には、編集長自ら探訪した商店街の紹介、4面には川柳やイベントの紹介、読者プレゼントコーナーも。2~4面の下部分に、法律や健康・医療情報が8区画にわたって掲載という充実ぶり。当館は、3面の「ドコ行く?」というおでかけ情報コーナー連載20で紹介いただきました。文字数が限られる中、こちらの思いをしっかり汲んで書いてくださったことに感謝感激です。

「ともも」は阪神間、とくに芦屋市、西宮市をエリアとする情報紙で、7万部発行。新聞折り込みで配布されるほか、いろんな施設にも置かれて、多くの皆さんの暮らしに役立つ情報源として重宝されています。編集長は武地秀実さん。記事のほとんどを彼女が書いています。

実は、武地さんと出会ったのは4月28日と、つい最近のことなのです。当館で港健二郎監督『花のように あるがままに』を上映した時に、遥々西宮からお越しいただきました。共通の友人のFacebook記事を読んで、催しのことを知ったのだそうです。14時からの上映前に場所を確認に11時頃来館。それから上映までのわずかな間に、見知らぬ土地の美容院に入って、ベリーショートのへスタイルに変身。「やっちゃえって、バッサリ!」と。そのいさぎよさ、身軽な対応に驚いたのですが、お話される内容にとても惹かれ、一目惚れしてしまいました。それから始まったFacebookでのやり取りから、私は、人生の良き友に出会った喜びに包まれ、大げさでも何でもなく「宝くじに当たった」というような幸運と思っています。

彼女から2種類の名刺を受け取りました。その1枚が(有)ともも代表取締役社長としてのもの。お会いして間もないのに「何か催し紹介しましょうか?」と親切に言って貰ったので、即、いいをじゅんこさんの催し広報をお願いしました。「字数に制限があるから、簡単にしか書けないかも」とおっしゃっていたのに、写真付きでミュージアムの紹介もしてくださって。

1995 年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で崩壊したまちからの復興に寄与しようと、2001年に創業。毎月1回発刊でしたが、ネット社会になってから紙媒体の経営が難しくなり、今は年4回発刊に(夏号発刊前にタイムリーに知り合い、記事で紹介していただけるなんて‼)。その分、もう一つの名刺「人形芝居えびす座」座長としての活動を活発にされています。「ともも」の前は、朝日新聞の芦屋、西宮の読者への情報誌あんてなを発刊していたのだそうです。私も居住地域で読んだことがある朝日新聞の情報誌は、武地さんのような人が書いておられたのだと初めて知りました。

「ともも」の名称は、あなたも、友も、この指とまれ(自主自立の意味)から。「潤いのあるふっくらとしたまち」をテーマにして、素敵だなぁと武地さんが感じた人々やお店やドクターやその他を紙面に掲載。全てご自分で歩いて、出会って、食べて、話しを聞いて、書いておられます。

「人はいろんな価値観があり、生き方がある。それを認めてともに生きていこう。そうして出会った人々や読んでくださった方々が繋がって、持続可能な社会に向けて、思いやりのある何かが生まれ育っていくことを願っています」と彼女は言います。

もう一つの名刺に書かれた「えびす座」座長としての活動は、2016年12月15日付けで紹介された毎日新聞コラムによると、2006年に始まるのだそうです。記事の文章を引用すると、「(えびす舞は)西宮神社周辺にいた『くぐつ師』がえびす信仰を広めるために全国を回って演じた芸能で、人形浄瑠璃の源流になったとされる。箱を首から提げて人形を操る姿が文献に描かれているが、文言は残っていない。武地さんは人形浄瑠璃や徳島に伝わる人形芝居『箱回し』などから、『平成のえびす舞』として再現した。(略)情報紙もえびす舞の活動も、震災からの復興を願い、地域活性化のために始めたものだ。えびす様がタイを釣り上げたりお神酒を飲み干したり、見ている人に福を授けるというえびす舞。明治期に伝統は途切れたが、幸せを願う思いが現代によみがえらせた」。

初対面の時に、「西宮神社でえびす舞をしている」と話された瞬間、以前夢中になってフィールドワークしていた頃を思い出しました。丁度その頃、卒業研究にも関連して、ドキュメンタリー映画の前田憲二監督と知り合い、『渡来の祭り・渡来の芸能―朝鮮半島に源流を追う』(2003年6月、岩波書店)を読みました。他のドキュメンタリー映画も拝見して、監督と地縁があることもわかって、私が住まいする地域の郷土史会に持ちかけて、監督の講演と上映会をしたこともあります。岩波から出版されたその本に、西宮神社の百太夫神社の「くぐつ師」のことが書かれていて、フィールドワークしたのですが、武地さんも同じようにその本を読んで、同じ頃影響を受けられたのだとわかり、妙縁に驚きました。先に「共通の友人」と書いた人は前田憲二監督繋がり。全く世の中は、広いようで狭く、面白いです。

さて、「ともも」の記事で、できるだけ掲載して欲しいとお願いしたのは一番最後の赤い★印の内容です。皆さまにもお願いなのですが、お宅の蔵や押し入れに、ひょっとしたら昔のフィルムが眠っているかもしれません。そんなときは、どうぞ捨てないでください‼ もし見つかれば遠慮なく声を掛けてください。当館でご覧になることもできますし、見つかった映像が、映画史や歴史的資料として活かされるかもしれないからです。このことを強調しておきたいです。よろしくお願いいたします。

 

 

 

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