おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2019.08.30column

新しいミュージアム・グッズ缶バッジができました!!!

DSC01022Z - コピー (2) - コピー京都芸術デザイン専門学校の学生さん二人が、ミュージアム・グッズとして、素敵な缶バッジを作ってくださいました!!!

DSC01025A

向かって右が、熊谷莉緒さん。左が宮井ほのかさん。今春入学されたばかりの10代。彼女らの若くて優れたセンスを活かして、6種類のデザインで、大(300円)・小(150円)サイズを用意しました。

これまでは、発掘して保存した無声映画から取ったものや、展示しているマジックランタンや映写機、トレードマークなどの缶バッジ(大300円)でしたが、より賑やかな品揃えになりました。

来館の思い出に、ぜひお買い求めください。

熊谷さんは「学校で作る缶バッジはキャラモノが多いのですが、今回はデザインよりに頑張りました。ミュージアムのレトロっぽい感じ、世界観をイメージして作るのが楽しかったです」と話してくれました。

宮井さんは「普段作っている缶バッジより、より一層色味や文字の配置に気を付けながらデザインしました」と話してくれました。二人の胸に1個ずつ付けて貰って、記念写真を撮りました。

 6月半ばに担任の先生から電話がかかり「インターンシップ生を受け入れて貰えませんか?」と打診がありました。「運営にとても余裕がないので、私どもは学生さんの就職活動には向きませんが、『デザイン制作の視野の拡大、社会を知る・仕事を知る』ための一助になるのでしたら、希望者がおられたら受け入れをします」と返事をしました。そして、手を挙げてくださったのがお二人でした。

インターンシップ初日の8月18日に開催した町内会地蔵盆では、昔の地蔵盆を8㎜フィルムで記録した映像や、16㎜映写機で退色して赤っぽくなったアニメーションを見て貰い、9月3日の活弁と生演奏で観る無声映画「おもちゃ映画の夕べ」も手伝って貰いながら鑑賞して貰います。お客様との会話、先日寄贈いただいた58タイトルもの8㎜名作フイルムの形状とにおい、DM発送の手伝いなど、デザインの仕事とは、直で結びつくものではありませんが、こうした世界があることを見聞することは、きっと無駄にはならないでしょう。

地蔵盆では、子どもたちのアニメーション・ワークショップも開催し、彼女たちは、それ用に下絵も描いてくれました。そして、今はミュージアムらしい立体「おもちゃ絵」を試作中です。最終日の6日までに完成できたら、ご紹介しますね。開館以来、ずっとこの建物を活かしたグッズができたら良いなぁと思っていましたので、彼女らの作品がとても楽しみです。こうしたミュージアム・グッズの成果が、彼女らの就職活動に活かしてもらえたら嬉しいです。

記事検索

最新記事

年別一覧

カテゴリー