おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2019.12.29column

お正月準備

まだまだやり残していることが一杯あって、年越しどころではないのですが、台湾の若い友人劉 欣玫さんから今年も航空便が届きました。中に入っていたのは、正月の縁起物の春聯(紅紙)とビーフン。その袋には「吉祥如意」と「閤家平安」の四文字熟語があり、これもおめでたい言葉。丁度用意した「餅花」と一緒に写真を撮りました。

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パイナップルをデザインした切り紙春聯は彼女の知り合いの版画家さん(渡辺藝術工作室=Dodo Bird Art Atudio)の作品。今年の2月15日旧暦お正月には、下掲春聯を送ってくれていたので、早速並べて玄関をくぐった内側に貼りました。劉さんにお聞きしたところ「パイナップルの台湾語の発音は『旺來』(おんらい)で、『商売繁盛』『好運連連』の意味でもあります。来年もたくさん良いことがあるように、この春聯を送りました。」ということです。思いやりが、とっても嬉しいです。ありがとう、劉さん!!!!! 

2018年2月劉さんからのプレゼント

どうぞ、どうぞ、皆様にも福が授かりますように‼ 良いことがいっぱいあるますように‼

劉さんは台湾のフィルムアーカイブ「財団法人國家電影資料館 」で活躍中。私たち夫婦が2016年末に訪問したときも、親切に案内してくださいました。日本が好きで、毎年のように訪日していて、台湾でも放送される日本のドラマを見て日本語をマスターした頑張り屋さん。で、ご覧のように読み書き、おしゃべりもバッチリで、大いに助かっています。

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そうこうしているうちに、小包が届きました。大好物の「かぶら寿司」。故郷の富山ではお正月に欠かせないご馳走。それぞれの家ごとに味があって、年末に帰省するときには、これを食べるのを楽しみにしていたものです。蕪の間にブリの切り身を挟んで、千切りした人参(実家ではヒジキも)を散らし、麹で漬けたものですが、食べ慣れない人には発酵食品特有のにおいがあって、ちょっと抵抗があるらしく、家人は誰も食べないので、私が家で作ることはなくなりました。これから、少しずつ囓って、故郷の味を楽しもうと思います。

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 それでふと思い出して、父の「天神様」の掛け軸を取り出して、初めて飾りました。お正月には、床の間にこの掛け軸を飾る習わしで、小正月まで続きます。父が存命の時は、父、長兄、甥の「天神様」が並びました。今は長兄、甥、姪孫(てっそん)の「天神様」が掛けられて、正月を迎えるばかりとなっていることでしょう。掛け軸の前には、もちろん大きな鏡餅をお供えします。男の子が生まれると、お嫁さんの実家からこの掛け軸が贈られ、女の子が生まれると3月3日に合わせて雛人形が贈られます。

明日は人形を飾ろうと思いますが、私が人形好きになった背景には、次女で自分の雛人形がなかった寂しさがあるのかもしれません。父が亡くなって随分立ってから、表具も習っていた姉がやり直して贈ってくれました。

忙しい、忙しいと言いながらも、こうして人並みにお正月の準備ができることを、先ずは喜びたいと思います。

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