2020.06.24column
求む！「映画祇園祭製作上映協力会ニュース」の第3号、第5号他
今日は、7月24日に登壇いただく京樂真帆子・滋賀県立大学教授が調査にお見えになりました。7月に展示する資料の中から、いくつかの気付きも教えて下さいました。ぼーっと見ていただけでは分かりませんが、流石研究者の目は鋭いです。どんな気付きがあったのかは、展示のキャプションでも説明しようとは思っていますが、もっと詳しくは24日のトークイベントをお楽しみになさって下さい。定員15名ですが、予約状況は順調です。
さて、先生と話しながら、下掲「映画祇園祭製作上映協力会ニュース」の欠けている号の印刷物をお持ちの人が、おられはしないかとネットで呼びかけることにしました。
これは第1号ですが、他に第2号、第4号も手元にあります。しかし、第3号、第5号、あるいはそれ以降の号も発行されていたのであれば、7月の企画展で展示するのはもちろんのこと、映画史研究の役にも立ちます。主には京都府内の方が持っておられる可能性が高いですが、それ以外の地方の方でも、もしお持ちでしたら、是非ともご連絡下さいませ。心当たりがあるお知り合いにもお声がけいただければ助かります。
ミュージアム近くの京都三条会商店街には、八坂神社の又旅社があり、神輿渡御があり、例年ならここで神事が営まれるのですが、コロナ禍の今年は、74年ぶりに神輿渡御が、58年ぶりに山鉾巡行が中止になりました。
それでも今日、京都で一番長い京都三条会商店街のアーケードに、祇園祭の提灯が下げられました。元は疫病退散のための祭礼でしたので、コロナ禍で苦しむ今年こそ出番のような気もしますが、多くの人が集まれば感染拡大につながる恐れもあり、残念ですが、中止は仕方ないですね。
少しずつ人が動き始めています。夏の京都にお越し下さる機会がございましたら、ぜひ遊びにいらしてください。お待ちしております。