おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2021.01.19column

京都新聞の夕刊記事から①

先頃から漸く連載に気付いた岩崎ゆう子さんの『私の町の小さな映画館 ミニシアターの楽しみ』は、昨日で12回目。文中によく知っている「映写技師の神田麻美さん」とあって、引き込まれるように読みました。読んだだけでなく、SNSでも紹介しましたら、友人知人たちがシェアやリツィートしてくださって。嬉しい輪が広がりました。

日本に於けるサイレント映画ピアニストの草分け、柳下美恵さんは、「岩下さん、お忙しくて打ち合せする時間が取れなかったのに『Fシネマ・プロジェクト』とともに『ピアノdeフィルム』のことを書いてくださっていてありがたいです」とコメントを寄せて下さいました。文中に「サイレント映画をピアノ伴奏付きでフィルム上映する企画をスタートさせたミニシアター」とあるのは、横浜シネマリンのことを指します。2月13日(土)と14日(日)各日12:30~、同シアターで「柳下美恵のピアノdeフィルム Vol.2」が開催されます。詳しくはこちらをどうぞご覧下さい。

川崎市アートセンターの酒井貴史さんは「フィルム映写をする人間として勇気が貰える記事ですね。今日職場の映写機の定期点検があり来ていただいた業者の方と神田さんの話をしていたこともあり、何だか不思議な縁を感じております」とコメント。

ドキュメンタリー映画の森田惠子監督は「『旅する映写機』の撮影協力、パンフレットで『流し込み』や『カーボン映写機』の原稿を担当してくださった神田麻美さん!若い映写技師さんの存在は心強い!」とコメント。

当のご本人は「記事を取り上げてくださってありがとうございます」と謙虚なコメントを寄せて下さいました。

そして、私は、この記事を受けて、「まだ先のことですが、6月19日にフィルムコレクターさんのご協力を得て、16ミリフィルムを上映する研究発表会を計画しています。文中にも出てくる映写機の『カタカタという音』、光の帯を、聞いて、見て、味わって貰える体験をして頂けたら良いなぁと思っています」と綴りました。子どもたちにも喜んで見て貰える作品の上映を考えています。このご案内は何れのお楽しみということで。それまでにこのコロナ禍が少しでもマシになっていることを唯々願うばかりです。

 

 

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