おもちゃ映画ミュージアム
おもちゃ映画ミュージアム
Toy Film Museum

2021.03.19column

星になっていた佐々木初栄さん、天国で大好きだった「目玉の松ちゃん」に再会できたかな。

今日は、5月8日に私が主宰する「共に生きる会」で強制不妊問題をテーマにした催しをするので、その勉強に立命館大学国際平和ミュージアムへ行き、3月27日まで開催中の「ハンセン病 隔離と希望 長島愛生園の人びと」を見学しました。その帰りに4月17日目玉の松ちゃん最晩年の映画『忠臣蔵』を上映することをお知らせしようと、立命館大学近くにお住まいの佐々木初栄さん宅を訪問しました。
 
でも残念ながら2年ほど前に亡くなったとお隣さんから教えて貰いました。「おしゃべりが好きでねぇ。よくひなたぼっこをしながら話しましたよ」と思い出しながら話して下さいました。佐々木さんは本当に聡明な方で、いろんなことを大変良く覚えておられました。「なんだかまだまだ死なないような気がする」と仰っていたので、ちょっと油断していました。お元気だったなら105歳。10歳の時に松ちゃんに頭を撫でて貰った感触を生涯大切に持ち続けておられました。何度か訪問してその思い出を聞かせて貰いブログで書きました。その最初の記事が、/blog/column/4035.html 
 
ミュージアムに来て貰って、動く松ちゃんの映像を見て貰うのが願いでしたが、ついぞ叶わずじまいで。でも、2017年10月京都国際映画祭の折り、大江能楽堂にご招待して松ちゃんの『児雷也』を観て貰うことができました。
その時頂いた手紙も形見になってしまいました。
日活大将軍撮影所入口があった場所にある「千成餅食堂のうどんが美味しい」とよく言っておられたのを思い出し、鍋焼きうどんを注文しました。佐々木さんのことを尋ねたら、女将さんが「よく出前に行った」と話してくださいました。熱いうどんをすすりながら、おなかだけでなく、胸のうちも熱い思いで一杯になりました。
 
佐々木さん、ちゃんとお別れを言えずごめんなさい。たくさんお話を聞かせて下さって、本当にありがとうございました。心からご冥福を祈ります。
 
 

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