おもちゃ映画ミュージアム
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Toy Film Museum

2021.05.24column

3度目の親子来館、カリグラフに夢中‼

近所にお住まいだという上森さん一家は、3回目のご来館。3月20日に2回目来館の折り、「私は機械に疎いから、カリグラフしたフィルムを映写してみるときは、事前に連絡して下さいネ」とお願いしていた約束を守ってくださって、昨日午後に電話の後でお母様と一緒に仲良し兄弟が来館。颯太君と一輝君。

最初に来館頂いたのは、2年前の4月5日。東京藝術大学大学院の伊藤有壱先生とその門下生有志による「ストップモーション・アニミズム展inKYOTO」のワークショップで、フィルムに油性ペンで絵を描き、それを上映してアニメーションを作った話をしたら、俄然興味を持ってくれて、その場で50コマのカリグラフに挑戦。その時の様子はこちらの長いブログの真ん中辺りで書いています。

1回目にお父さんと兄弟で来館されたときの様子は強く印象に残っていましたから直ぐに思い出せましたが、兄弟にとってもフィルムに絵を描いてアニメーションを作る経験は印象深かったようです。「子どもたちは直ぐにも来たがっていましたが、なかなかタイミングが合わなくて」とおっしゃって、100コマずつのフィルムを購入して帰られました。昨日の話では、帰りに早速油性ペンを買い求めて、二人ともその日のうちに描いたのだそうです。

そして昨日。待ちきれない思いで、漸くそのフィルムを映写してみることに。

最初にスプライサーで、フィルムの端と端をループ状に繋ぐやり方を教わり、

お兄ちゃんが自分でやってみて、

弟君も、ループ状に繋いでエンドレスにして、

そうして繋いだフィルムを映写機に装填し、

映写してみることに。お母さんがそれを動画撮影して、世界にたった一つ、自分だけのアニメーションが出来上がり。

連れ合いがメビウスの輪の話をしたら、早速二人はフィルムを繋いだテープを剥がし、今度はフィルムをメビウスの輪のようにして、スプライサーを自由自在に操って繋ぎ直し、再度上映。同じ1本のフィルムなのですが、途中から左右が逆になって映るので、倍の時間違う絵を楽しむことができました。

兄弟の好奇心は益々高まって、「今度は色を塗ってくると、また違った面白さが楽しめる」との助言に今すぐにでも取り組みたい様子。

さぁて、4回目に会えるのはいつかしら?案外近いような気がしています。再会が今から楽しみです💖

【5月26日追記】

兄弟から、この日の感想が届きました。そのままコピペしますね。弟君の感想を読んで、慌てて記事中のお名前を修正しました💦

-----弟より------
兄が、颯太 で、おとうとが、一輝です。そして、お父さんが、祥平です。
(フィルムをうつす機械の取っ手のようなところを)回す時、ちょっと力が、必要だった。
上森一輝より
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-----兄より------
僕の年齢は・・・54:⑥
学年は・・・84:㉑です(..*o*..)!
フィルムをつなげたりしていたときはメビウスの輪になったりして面白かったです。
ありがとうございました!
上森颯太より
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