2015.07.04column
ありがとう、ローラさん
How are you? I went to the "Toy Film" screening today and met with Omori benshi san and Hatori sensei. Their performance and introduction were fascinating. I enjoyed the screening very much. Enclosed is the photo we took together after the event. Hope everything goes well with you and Professor Ota, and wish to visit your museum again soon! Please take care.
Sincerely yours,
ローラ
先ほど台湾のローラさん（写真中央）から届いたメールです。彼女は今アメリカのウィスコンシン大学に留学し、占領下の台湾の映像文化を研究している学生さん。夏休みを利用して来日され、5月31日と6月2日の2回にわたって来館いただきました。彼女との出会いが嬉しくて、6月2日付けブログ「映画美術のワークショップ『壁面』」でも書きました。その時、台北映画祭のことを話しましたら、「台湾に帰省して観に行きます」と返ってきました。
そして、彼女は約束通り、今日映画祭の会場を訪れ、大森くみこさんと羽鳥隆英さんを訪ねてくださったのです。私にとって忘れることができない出来事のひとつ、心がジーンと熱くなる大切な写真です。彼女の研究が深まり、その成果をミュージアムで発表される時を今から心待ちしています。人と人が出会い、紡ぐ絆。正直大変なこともいろいろありますが、「ミュージアムを開館して良かったなぁ」と思う私です。