2015.09.23column
錦影絵池田組公演「虚実皮膜の間」
今から錦影絵の公演を見に、大阪府富田林まで行ってきます。知り合いの大阪芸術大学池田光惠教授が、一生懸命取り組んでおられます。鳴り物や口上に合わせて、物語を展開するのは、日本での無声映画上映と共通します。というか、人形浄瑠璃などの話芸が、西洋から入ってきた西洋幻灯機や映画に対し、日本流に楽しむやり方を編み出したと言えるのかもしれません。
先日来入館されたり、お問い合わせをいただいた海外からの留学生の人々にも、今日の公演をお勧めしています。「おもちゃ映画ミュージアムはいつでもご覧になれますが、錦影絵はそうではありませんから、ぜひどうぞ」と。ひょっとしたら会場でお会いできるかもしれませんね。
いつか、このミュージアムで錦影絵を上演することを夢見ています。